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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
9人のお父さん、それぞれの愛,
By 天衣無縫 (京都府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ミラクル・ファミリー (単行本)
本作は、9つの家族を描いた短編集。9人のお父さんが登場します。たぬき腹のお父さんあり、ひげ面のお父さんあり。子どもたちから疎んじられながらも、子どもを愛する気持ちは同じ。だからこそ、普段は語らない父親の話に、子どもたちは耳を傾けるのです。 冒頭を飾る短編「たぬき親父」は、柏葉氏のストーリーテラーぶりをいかんなく発揮した作品です。たぬきにばかされるのは誰でしょう?この短編は、一部の中学の教科書にも採用された名作です。 柏葉氏特有の暖かさはそのままですが、中には、ほろりとしてしまうような切ない話も混ざっています。それぞれの愛のかたちに、微笑んだり涙したり。読み応えのある短編集です。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「父さん」の子ども時代と現在がつながるファンタジー,
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レビュー対象商品: ミラクル・ファミリー (単行本)
いずれも「父さん」が中心のファンタジーである9編からなる短編集。
1 たぬき親父 2 春に会う 3 ミミズク図書館 4 木積み村 5 ザクロの木の下で 6 「信用堂」の信用 7 父さんのお助け神さん 8 鏡よ、鏡… 9 父さんの宿敵 4は「塚本さん」の奥さんがメイン、5は「父さん」というよりはその「息子と娘」がメイン、6、7は「父さん」と「息子」の現在の関係、となっていて、やや異質ですが、他の5編は、「父さん」の子ども時代の語りと現在が最後にふっとつながっていく、不思議な話です。どの話も読後感が実に穏やかでほんわかとしています。
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