「MUSIC LIFE」は、1973年頃から80年代初め頃まで、ほぼ毎号購読していた。
洋楽の情報源は、ラジオと雑誌くらいしか、なかった。
購入できるアルバムは経済的事情から非常に限られていたので、ラジオと雑誌に向かう姿勢は真剣そのものだった。
QUEENのアルバム(「華麗なるレース」くらいまでを指す)はその点、豪華で、豊かな音楽性を感じさせ、
ときめいたし、思いっきり切ない気分にさせてくれた。つらい現実を忘れさせてくれる存在だった。
QUEENは、この雑誌の主役中の主役で、人気抜群だったし、とにかく華があった。
あまり人気がありすぎて、音楽に対する正当な評価が得られにくい面もあったように思う。
ジェラシーもあったのか、男の子たちは表立って「QUEEN大好き!」とは、なかなか言わなかった。
私はFreddie Mercuryのコンポーザーとしての芸術性にすっかり魅了され、
(ライヴ・パフォーマーとしては、サービス過剰か?と思ってもいた。)Freddie Mercuryしか視界に入らなかったが、
「天はニ物を与えた」という表現がこれほどピッタリなグループもいない。
この書籍は初期からの写真と記事の2本立てで、懐かしさを超えた新鮮な感動が沸き起こる。
日本のファンが先ず火を点けたQUEENの人気。
その後の彼らの輝かしい歴史を見れば、そのことを改めて誇らしく思うだろう。