登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
学校って・・・。,
By カスタマー
レビュー対象商品: ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 (416)) (新書)
まずこの本は、ドイツでの著者の家族とその娘の生活を、シュタイナー学校に通う娘中心に書かれています。この本を読むと、日本の教育体制について考えさせられます。そして、教師のあり方、尊厳について。ドイツのシュタイナー氏の思想のもとに作られた学校は子供にとって心のふるさとになるのです。七歳を過ぎた子供にとって大切なものとは何か、両親、教師たちはどのようにして子供たちを導き、見守るかをそっと教えてくれる一冊です。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読みやすい,
By
レビュー対象商品: ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 (416)) (新書)
著者がドイツへ2年間留学した際に、娘の文さんを通わせたシュタイナー学校での出来事が中心につづられている。本書を読めばシュタイナー学校で行われている教育の概要が分かる。例えば、 ・8年間担任が変わらない。 ・教科書を使わず、カリキュラムもない。 ・通信簿には点数をつけない。 こんなことを書くと、こんな教育のどこがええねんというツッコミを受けそうだが、結構細かい工夫がなされているのだ。 シュタイナーは、子どもの心身の成長において3段階の大きなプロセスをもつという。その段階に合わせた教育を実践している。 文さんが通った低学年を見ると、天気と生徒の様子で授業内容を変えるとか、文法を習う時に言葉によって色分けするとか、算数は数遊びをひたすらやり気づけば加減乗除がみにつくとかね。特に低学年では、感性・感情を育むことに力を入れているとのこと。 担任の先生の資質によって左右される可能性は否めないが、長年生徒をじっくり観察出来るという点ではいいやり方だと思う。ただ、人間合う合わないがあるので、合わなかったら悲惨かな? ただ、生徒のことを大切に思っているんだなあというのがところどころに見られる。家庭訪問に2時間もかけているし。 言語の教育では、歌を歌ったり、絵を描いたりして、文字より先に、耳から入る。発音が間違っていても直さない。まずはイントネーションやリズムを習得することを重視しているのだろう。また、書くことからはじめ、読むことは最初は一切しないという。結果的には読むのが早くなるという。 一方、日本の言語教育では、読むことありき。これは、中国(儒教)の教育による影響が未だに残るのかな?文字ばかり。英語の発音は棒読み。聞き取りは少なく、文法ばかり。おかげで、私のように8年間も英語を習って、文章はそこそこ読めるが、ネイティブの発音は聞き取れない人が大半だろう。 本書を読んで、生徒の個性を育む欧米の教育と画一化を図る日本の教育とう感想を抱いてしまった。近年の日本の先生は事務仕事に忙しいという。生徒のための時間を持てないとすれば、日本の学校教育現場における問題であるといえるだろう。未だに残る風習だと思われるが、日本の点数・偏差値主義は落ちこぼれを作り、又勉強は出来るんだけど、人間力が・・・という人を作る弊害が強い。 シュタイナー学校では、障害者も普通の生徒と同じく扱い差別化しないという。障害者学級なんて作る時点で、人間を差別しているのかも知れないね。 シュタイナー学校でやられていること全てがいいことかどうかは分からないけれど、参考になる点は多いと思う。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
1973年ドイツでシュタイナー学校に入学した子のお話,
By
レビュー対象商品: ミュンヘンの小学生―娘が学んだシュタイナー学校 (中公新書 (416)) (新書)
左脳に偏る今の教育が人の人格形成に良くない気がして、色々探しているうちにシュタイナーの教育の考え方が霊性の発達と共にきちんと理論立てて構築されていることを知り、実際にどのような授業なのかを理解したいと思ったときにこの本に出逢いました。実際にドイツに在住していた2年間、娘さんがシュタイナー学校で学び、クレヨンで大きなIという字を塗りつぶして来たとか、具体的に何色を使ってどうしていたかとか、親御さんの目でみた具体例が沢山書いてありとても参考になります。 日本にあるシュタイナー学園がどの程度この本質を受け継いだものかは定かではありませんが、今の教育に取り入れる要素が沢山あると思います。 子供は左脳で考えていないので芸術や情緒という部分で理解させる、つまり1+1=2とただ教えるのではなく色を豊富に使い、体の動きも使い芸術的要素をたっぷり織り込みながら学んでいく、そのうちに親から見ると学問を教えているように見えなくても、ある日突然全てを理解する。左脳だけを使っていると無理な部分の一つです、他には障害児を障害児と子供達に認識させずに同じクラスで育てる事が出来る(教師側は知っている)、全ての人の魅力をきちんと出す事の当たり前さをシュタイナー系の教育を受けたら普通に理解出来るんだろうなと思いました。 実際の授業を知りたい人には見ていただきたい本です。ただかなり前のものではありますが本質はここにあるのだと思います。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
|
|