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ミャンマー概説
 
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ミャンマー概説 [単行本]

伊東 利勝
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊東 利勝
愛知大学文学部・教授、専攻:東南アジア経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 731ページ
  • 出版社: めこん (2011/05)
  • ISBN-10: 4839602409
  • ISBN-13: 978-4839602406
  • 発売日: 2011/05
  • 商品の寸法: 21.4 x 16 x 5.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すごい! 2011/5/6
By itsumo
枕になりそうな分厚い本だが、中身もすごい。ビルマ人だけではなく、カレンやチン、カチン、シャンなどミャンマー連邦を構成している諸民族の歴史や文化などの記述にも同等のスペースを割いているのが画期的だ。考えてみればミャンマーはビルマ人だけの国ではないのだから当然といえば当然だが、なかなかできるものではない。このような視点から本気で「ミャンマー概説」を作った編者や執筆者に脱帽。章によっては儀礼や占い、文字などにやたらと詳しすぎるところもあるが、好きな人には良いかもしれない。地図や写真もいい。ミャンマーは、いやアジアは、広い。まだまだ知らないことが多いと実感させられる。(ミャンマー好き男)
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
私は東南アジアのとある地域の研究者ですが、この概説書は画期的です。まずもって「この本のねらい」と「終章」が画期的でしょう。
他の地域と同様、ミャンマー(ビルマ)史が民族を単位として語られ始めたのは植民地時代以降のことではないかと思います。
それ以降、民族単位のビルマ前近代史観・歴史記述が当たり前であったにもかかわらず、独立以後の歴史記述はその足元のエスニックな状況が過小評価されている、記述対象になっていないと感じていました。
とくにビルマ近現代史研究は遅れているようです。その「民族」と「国民」を脱構築し、その大きな見取り図を提示している本格的な研究は現れていないと思います。
研究書レベルでもまだなされていないことを一足飛びに概説書でしてしまった、というのが正直な感想です。
また、大所帯でおのおのに性質の異なる分担執筆者を束ねて、これだけの大著に纏め上げた編者の力量は敬意に値します。たんに「束ねた」だけではなく、他者とのかかわりの中で育んでいく研究の実践、ということを感じました。
各執筆者の記述傾向の違いをあえて読者に晒して提示し、それをもってして、民族や歴史記述のもつ政治性を意識させる、そういった意味での「深い入門書」になりえています。
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