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ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫)
 
 

ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) [文庫]

高野 秀行
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

旅行ガイドは軍情報部!? 爆笑必至の珍道中記。
先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマー。しかし軍事政権はこの二人の行動を疑い、江戸幕府のために暗躍した柳生一族にも似た軍情報部を同行させる。これは現代の話か!?と笑い炸裂の珍道中。

内容(「BOOK」データベースより)

探検部の先輩・船戸与一と取材旅行に出かけたミャンマーは武家社会だった!二人の南蛮人に疑いを抱いたミャンマー幕府は監視役にあの柳生一族を送り込んだ。しかし意外にも彼らは人懐こくて、へなちょこ。作家二人と怪しの一族が繰り広げる過激で牧歌的な戦いはどこへ…。手に汗握り、笑い炸裂。椎名誠氏が「快怪作」(解説)と唸り仰天した、辺境面白珍道中記。

登録情報

  • 文庫: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (2006/3/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087460231
  • ISBN-13: 978-4087460230
  • 発売日: 2006/3/17
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 ジャケ買い, 2006/7/30
レビュー対象商品: ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) (文庫)
仕事でミャンマーに関っているもので、本屋で見た瞬間「ジャケ買い」。この手の本は大体「すごくその国が好き!!(そしてそれを書いてる自分が好き)」な擁護本か批判本かしかないので、特に期待はせず読んだところ・・・面白すぎる。

政治的に決して安定していない他のアジアの国々と比べても、「何かちょっとヘン?」とずっと思っていたミャンマー。その謎がするすると「柳生」で腑に落ちてしまい…

日本だって黒船来る前から高度な経済と教養のある人がたくさんいたことを考えると、江戸時代に近い社会が現世に存在したっておかしかないわけで(むしろ江戸時代の方が優れていた点だってある)と妙に納得。

この着想の妙を上回るのが、著者の文体の魅力。他の著作も勢いで読破しましたが、やってることはめちゃくちゃながら、書いている国、人との距離が絶妙で、自分を客観視できる頭のよさ、人としての品の良さを感じます。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最高のエンターテイメント・ノンフィクション, 2006/5/8
レビュー対象商品: ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) (文庫)
ミャンマーを江戸幕府に例え、柳生一族を組み合わせて、さらにそれがうまい具合にはまって納得させられてしまうから凄い!

中々複雑なミャンマーの現代史を江戸幕府に置き換えて説明されると不思議なくらい理解できてしまうんで、改めて筆者の発想力と筆力に感心してしまう。

道中の描写も小気味のいいテンポで進み、上質の小説を読んでいるかのように一気に読んでしまう。

万人にお勧めできる読んで損はしない本です。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 まさにアジア的エスプリ, 2006/4/20
レビュー対象商品: ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) (文庫)
エンタメ・ノンフィクションを追求する高野秀行がまたやってくれた。

ミャンマーと柳生一族を掛け合わせるなんて、ふつう思いつかないし、思いついてもそれで一冊の本など書けない。

解説の椎名誠が言ってるように、まさにアジア的エスプリが満載だ。

文章はあいかわらず冴えてるし、笑えるし、最後にはうーんと唸らされる。

高野作品は四冊読んだが、みんな色合いがちがうのに、はずれは一つもない。実に不思議な作家である。
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