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ミャンマー―失われるアジアのふるさと
 
 

ミャンマー―失われるアジアのふるさと [単行本]

乃南 アサ
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ふと訪れたデモと軍政が対峙する国で、作家の心を強く捉えたのは、不思議な“懐かしさ”だった。それは、わたしたちアジア人の「ふるさと」なのかもしれない。

内容(「MARC」データベースより)

ふと訪れたデモと軍政が対峙する国で、作家の心を深く捉えたのは、不思議な「懐かしさ」だった。それは、わたしたちアジア人の「ふるさと」なのかもしれない-。ミャンマーで普通に暮らし、生き続けている人々の姿を描く。

登録情報

  • 単行本: 206ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/06)
  • ISBN-10: 4163701400
  • ISBN-13: 978-4163701400
  • 発売日: 2008/06
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
ここ10年間にミャンマーを何度も訪れた。ミャンマーほど見た目と真実が異なる国もない。ミャンマーに行くというと、及南アサさん同様、必ず「何があるの?」と尋ねられる。ミャンマーにはめぼしいものは何もない。無数のパゴダ(仏塔のこと−本書ではミャンマーでの発音どおりパヤーと記載)とあまりに美しい人々の心があるだけだ。そして、静かで貧しく慎ましい日々がただ繰り返されている。
20年続く軍事政権の圧政、昨年9月の市民デモと武力鎮圧、そして今年5月のサイクロンによる目を覆わんばかりの甚大な被害・・・・。ミャンマーから伝えられるニュースはいつも不穏で暗く救いがない。行った事のない者には、どれほど荒廃した国かと思われる。そして、そざかし治安も悪いのだろうと。
でもそれは違う。全く違う事を本書で知って欲しい。ミャンマーは確かに貧しい。民主化から取り残されて、アメリカからは経済制裁を受け続け、ASEANの中ではお荷物状態だ。それでも信じられないほどに人々の心は澄んでいるという事実を、ぜひ知って欲しい。ミャンマーを訪れるたび、なぜここまで清廉で穏やかで心優しいのかと考えるのだが、煩悩にまみれた脳ミソでは答えが出せない。
本書は及南アサさんのミャンマー旅行記だが、美しい写真も多く掲載されている。この美しさは、脚色されたものではなく掛け値なしのミャンマーの姿だ。だから一層、厳しい現実にやるせない気持ちがつのる。
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14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
乃南アサの小説を読んだ事がありません。
本屋の店頭で、タイトルと表紙の写真に惹かれてこれを読みました。
こういうのを旅行記と言って良いのでしょうか?
レポートのような旅行記とは違って「小説家が書いた」旅行記です。

ちょっとした風景や人々の情景を、小説のような筆致で表現していきます。
それに曳かれてドンドン読み進んでいきます。
読み終わった時に、作家と一緒にミャンマーの旅をしたような満足感があります。
ミャンマーを紹介するとか、そんな必要はないでしょう。
これは‘乃南アサの,ミャンマーです。

私もバガンのバヤー群を、気球に乗って見てみたいと思いました。
そして、乃南アサの小説も読んでみようかな・・・。
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By kokot
形式:単行本|Amazonが確認した購入
まず他の方もおっしゃられる通り、非常に小説的手法で記されています。
文章のレベルも高く、読み物としては素晴らしいと思います。

ですが惜しいのはこれがノンフィクションである旅の記録であるという点。
回想や回りくどい表現が災いし、現在位置を見失うことが多々。
このような紀行文は割とのんびり読みたい派なのだが、どうもそれを許さない。
うかうかしていると作者が現時点で何をしているのかわからなくなってしまう。
というわけで私には合わない本ではありました・・・。

とはいえ、小説を普段から読んでいる方には違和感なく入れると思うので、
読み手を選ぶ、という意味ではこの点数に。
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