女優ミムラの「絵本日和」に続く2冊目の本。月刊「モエ」に連載されたものを再構成して出版された。のっけから芸名「ミムラ」誕生の秘話が明かされる。知る人ぞ知るムーミンフリークのミムラ。小学生時代から読み込んで来て、今やムーミン世界にどっぷりとはまり込んでいる。それは人として、女優としてのミムラを形成してきた源泉となっている。
第1章「ムーミンのこと」はミムラを知るための入門編でもある。ムーミンを語りながら、自らの心模様をさらけ出している。
第2章「絵本散歩」では、上野の子ども図書館に高校時代から通っていたことが明かされ、10代からなかなかの読書家であった事が判る。 第3章「読書エッセイ」は、その事を裏付ける。「ちびくろ・さんぼ」を”かわいい”の視点から語るところなど、過去に見ないユニークなさんぼ論だ。
そして最高に楽しいのが「憧れの絵本作家」スズキコージさんとの対談だ。この時のミムラの顔は完全に弾けてしまっている。そしてコージ先生のとんでもない!?人生訓に、ミムラはとりこになってしまうのだが、それは読んでのお楽しみということで・・・。