台詞が多くて、心の声が多くて、同じ表現が多くて、言葉が足らない。
それでもここまで「ミミズク」の世界に吸い込まれてしまうのは、
物語がまっすぐで、まるで子供の頃母親に読んでもらった絵本のような
暖かさを持っているからなのだと思います。
ページを捲るにつれて頭の中にイメージが浮かび、自然と涙が溢れ、
ページを閉じる頃には沢山の想いで胸がいっぱい。
そして吸い込まれる程深いのに、サラっと軽く読めてしまう。
「愛の形って色々あるんだよ」そう言って子供に読ませてあげたい、素敵な本でした。
ただ一つ難点を挙げるなら・・・ライトノベルという事ですかね。
ライトノベルは小さく、手ごろで、簡単に持ち運びができてしまいます。
学校でも職場でも電車の中でも読むことができます。
そんな所で読んだら、止め方の分からない涙が溢れてしまって大慌て。
でも続きが気になるから吸い込まれた体と引っ張り出してまで本を閉じることはできない。
いやぁ、大変恥ずかしいでしょうね。恥ずかしかったですよ。(笑)