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ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス) (電撃文庫)
 
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ミネルヴァと智慧の樹―始原(ウロボロス) (電撃文庫) [文庫]

浅生 楽 , 岩城 拓郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「世界の真実とか、自分が生まれてきた意味とか、そんなことを考えても無駄なだけ」。“二十歳を過ぎた余生”をただ平穏に過ごそうとしていた大学生の森本慧。しかし彼の人生は、ある日突然一変する。世界の知を司る一枚の絵画、400年前に生きた錬金術師達の思念、そして美しき智慧の女神。慧の毎日は、理解しがたい出来事に満ち溢れ、やがで慧自身が、史実の改変を巡る歴史的な事件に関わることに…。これは時空を超えた、新たなボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。

登録情報

  • 文庫: 331ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2010/7/10)
  • ISBN-10: 4048686569
  • ISBN-13: 978-4048686563
  • 発売日: 2010/7/10
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 467,945位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 自分の目で見て自分の頭で考える 2010/7/11
形式:文庫
 世界の全てを表現した一枚の絵、智慧の樹。この絵に描かれたものは、世界の変化を写す様に絶えず変わり続ける。そして、描かれたものを描きかえれば、世界も変化してしまう。
 そんな一枚の絵から生まれたミネルヴァ、天乃理に梟として見出された森本慧は、高校の時に出会った師匠と仰ぐ人物の言葉を盲信し、流行を追って賢く生き抜き、二十歳からの余生を目指す大学生だ。表向きは大学図書館の書庫整理のバイトと言われながら、実際はミネルヴァの梟として、理の作業を手伝い、彼女の目となって周囲の人々を観察する。彼女が、彼女の父である錬金術師ルルスの言葉を忠実に再現するために。
 二十歳の余生を目指す超現実主義的な生き方から、ある日突然、非常識な世界へ放り出された慧は、その影響か、不思議な夢を見る。それは、高校卒業のときに別れた彼女である佐倉霞と彼がなぞる、ファウストの物語だった。

 ファウスト的要素を取り込み、心理学の要素を取り込み、パロディを取り込み、様々なキャラクター要素を取り込んだ作品なのだけれど、基本的には対話による思索がメインになっていると思う。
 慧と霞、ファウストとメフィストフェレス、ルルスとシュプレンゲルという対比や、慧と師匠、理とルルスという対比など、他にも親子関係などの人間関係の構造が組み合わさり構成されていて、色々と考えさせられる。
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17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 知的遊戯を楽しむ作品 2010/7/29
形式:文庫
ライトノベルは数えるぐらいしか読んだことがないので、一般的なライトノベルと比較してどうのこうのというは分かりませんが、今まで読んできた小説の中では、どちらかというとSFっぽいなぁ、と思いました。宇宙モノではなく、現実世界と、それを形作るメタ現実世界をめぐる争いみたいな感じですね。後半のストーリーの加速ぶりが楽しくて、忙しいにも関わらず一気に読んでしまいました。

SFっぽいというのはそういうのが好きな人にはたまらないのですが、「知識そのものを対象として遊ぶ」という感覚は、恋愛ものやファンタジーもののライトノベルが中心の人にはちょっと温度差を感じるかも・・・という気はします。ZANさんのレビューにも中学生には難しいだろう、とありますが、その通りだと思います。逆に、ハヤカワとかを読んでいる人の方が近いのかも、と思います。ウェブの感想を読むと「小難しい」というのも見受けられますが、そういう風に敬遠してしまうのはもったいないので「世界のルールを変えて遊ぶ」「知識の波の上でサーフィンする」感覚を楽しもうという姿勢で読むのが良いと思います。

キャラクターの性格がしっかりしていて、悩んで葛藤する様子などは「確かにこういう悩み方する人いる」という説得力があります。本の中でもミルトン・エリクソンなどが引用されていたり、幅広い人間観察+理論的考察によって構築さ
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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 啓発、歴史、ファンタジー 2011/4/30
形式:文庫
(★の数は、私の個人的な感想です。以下は客観的なレビューとして書いています)

おそらく本当に、この作品は読み手の好みが大きく左右するかと思えます。
目安としては、「ベストセラーのライトノベルを好んで読む人」よりも「ちょっと小難しいけど地味に頭を使うのが好き」
というタイプのかたに向いているのではないでしょうか。
さらに言うなら、著書は魔術・錬金術の話が頻出します。しかし、やや哲学的な解釈をしているので注意が必要です。
というのも、呪文を唱えて発現するいわゆる「ゲーム的な魔法」ではなく、歴史と哲学的発想による「観念的な魔術」
だと分類できるからです。そういった方面に少しでも興味が無いと読むのがつらいかもしれません。
文章自体はそれほど癖が強いものではありませんが、個性があまり強くないとも言えます。ただ、知識を披露するのが上手く、
知らない相手に説明するのが上手です。カバー見返し部に書いてありますが大学の講師をされているらしく、それもうなずけます。
キャラクターに関しては、それほど色が強くはありません。これはどちらかというとストーリー重視だからかもしれませんね。
あとは・・・いろんなことに理由がある作品です。そういう意味ですごく綿密に話が練られていますし、読んでいて驚きがあり
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26 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ZAN
形式:文庫
ライトノベルと言えば、間違いなく中高生向けに書かれたものが多い本だ。
最初に言う、高校生はまだしも中学生には向かない。
この作品は高校生〜大人向け。

この作品は、文章が凄い。
人を引き込む力がある。
実際読み初めて数ペーシとめくらないうちに引き込まれ、最後まで読んでしまった。

だけれど、いやむしろだからこそ中学生には向かないと思う。
作品に引き込む力はあるが、如何せん内容が大きすぎて全体像の把握が難しい。
どのレビューもイマイチぴんとこないのは完全に理解出来ていないからではないか。

内容は大学生の主人公と智慧の女神、理(ミチ)の出会いから「梟」として選ばれた主人公が理の目として働かなければ世界は明後日の方向へ進んでしまうという、いわゆるセカイ系の一種。

正直一読しただけではどの文が伏線でどの文と文が照応し、どの人物と人物が対比されているのかまるで分からなかった。
なので中学生には到底おすすめ出来そうにはないし高校生でもあまり本を読まない人間には向かない。

だがある程度国語力がある人間ならば独特の文章と絵が合わさった面白い世界を見れると思う。
特に時系列にそったその時その時におけるキャラの心情はよ
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