映画「エコール」の原作本。
タイトルの「ミネハハ」とはインディアンの言葉で「笑う水」という意味。
「私」の隣人である老婦人が謎の死をとげ、その老婦人が「私」に託していた原稿が
「ミネハハ」と名づけられた、彼女の少女時代の物語だった。
それは彼女と少女たちが森の中の寄宿舎で暮らしていた頃のミステリアスな物語。
19世紀にフランク・ヴェデキントによって書かれたこの小説は
読んでるときもそうなんだけど、読み終わってからも
なんともいえないフシギな感覚を味あわせてくれる小説です。
いろんなことに対して「?」マークが頭の中をよぎるけど、
その「答え」は提示されていないから読み終わっても
「?」マークは頭の中に居座り続けます。
でも逆にそれがこの本の魅力でもあると思います。
自分なりの答えをみつけて「こういうことなんじゃないのかなぁ?」
と想像するのが楽しかったから。
それに情景描写がうまいので、自分の頭の中でその情景をイメージしてしまいます。
最後まで自分の創造した世界にひたりながら読めるのもよかったです。
で、この小説はあの「サスペリア」を生んだ小説らしいです。