確かにミニミニ大作戦というタイトルは頂けませんね。
原題であるItalian Jobはこの話の発端となる意味もこめられており
私も原題にしておいた方が良かったと思いました。
この映画は邦題にもある通りミニが大活躍するわけですが、
私がこの作品で最大の魅力と感じたのは「仲間」との信頼感、
結束力でした。マークウォールバーグ、シャリーズセロン、
ジェイスンステイサム、セスグリーン、
エドワードノートン、ドナルドサザーランドなどキャスティングも
完璧で、それぞれのキャラの個性もしっかりと描かれているので、
どのメンバーも主役級に光っています。それもあってミニが
疾走して活躍するただの派手なアクション映画で終わっていないのだと思います。
観ていてもメンバー皆が本当に楽しそうで、それが観ているこちらにも伝わってきます。
ウォールバーグもブギーナイツ以来の見事な抑えの利いた演技。
ズバリハマリ役ではないかと思います。ジェイスンステイサムは
トランスポーター同様にBMWを駆る凄腕職人ドライバーという役柄で
更にハマっています。シャリーズセロンの役柄と同様の凛々しい容姿
と切れのある演技も大きかったと思います。
セスグリーンのコミカルなパフォーマンスも見事。
とにかくどのキャストも存在感がありました。
監督のリアルアクションにこだわる姿勢も見事で、
CGやスタントマンはほとんど使わず、キャストが実際に
長時間の特訓でほとんどのスタントをこなし、ハリウッドBLVを
実際に1週間にも渡り閉鎖して撮影するなど、スケールも
ハンパではない迫力です。テンポの良い展開と流麗なカメラワークは
さすがミュージックビデオ出身なだけの事はあります。
あまり期待しないで観たのですが、あまりにも楽しくも面白かったので
このメンバーでの続編を観たくなってしまいました。他の映画に例えるなら、
スニーカーズの様なメンバーらの「連帯感」を味わえるという感じです。
買って損のない作品だと思います。