出だしから「タイトルに『ミニマル』が付いているのに、なぜこんなにも分厚いのかと皆さんが疑問に思われるのも無理はありません。」と書いてあって吹き出してしまいました。かなり冗長な本です。狙いは良いしサンプルコードも実用的なだけに勿体ない気がします。UNIXシェル環境とPerlとの比較対照を徹底的にやってるので、リファレンスとして使えます。
UNIXコマンド群を補完するツールとしてPerlを位置づけようとしてますが、すでにシェルになじみがある人には、Perlの一行野郎は打鍵数が多くて面倒に感じられるでしょう。Perlから入った人は、この本はシェル入門として読めるかもしれません。
shとAWKの経験がある人は全部読まなくても、2章だけ通読して、あとは7章のスカラー/リストコンテクストの区別についてと、各章の「まとめ」(これが非常に手際よい)だけ読めば、Perlに書き直す見通しが立つと思います。