「カパチタレ」は行政書士を主人公にして行政手続について、「クロサギ」は詐欺師を騙す詐欺師を主人公にして詐欺について、描いた漫画ですが、この「ミナミの帝王」は、トイチ(10日で1割)の金貸し業をたった1人(1巻で舎弟が1人できる)でやっている萬田銀次郎が主人公の漫画です。
萬田の取り立ては容赦ない。金がないと言って頑として返そうとしない客には、ゴミ荒らしまでして隠し預金を見つけ、弁護士が出てきた場合には、相手が根を上げるまで嫌がらせをし、計画倒産で借金を踏み倒そうとした奴には、暴力団を使って追い込みをかけ、最後は香典までも奪っていく。
こわぁ...借りたものは返しましょう。
また1巻では、ろくに本人確認をせずに、他人の転居届けや実印登録、他人名義の会社設立、手形の入手などが出来てしまう行政や金融機関のずさんさを指摘している。