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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読んでわくわくする本,
By ゆっきー (八王子) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ミトコンドリアと生きる (角川oneテーマ21 (C-2)) (新書)
最近何かと話題となっているミトコンドリアについて現在のところ最も優れた一般書と思われる。太田茂男氏という最先端の研究者が書いた本だが、一般の人が抵抗なく読める読みやすさを持っている。この読みやすさは共著の瀬名秀明氏によるところが大きいのだろう。高校教科書に描かれている味も素っ気もないミトコンドリアは実はダイナミックな変化をする危険なエネルギープラントでこの中のDNAには人類の起源から大移動までのヒントからヒトの寿命の秘密まで隠されている。またあまり知られていないミトコンドリア病についてもこの本を読んでよくわかりました。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
進化と死の契約,
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レビュー対象商品: ミトコンドリアと生きる (角川oneテーマ21 (C-2)) (新書)
高校生のとき、生物の時間に習ったときの興奮がよみがえった一冊です。人間が生物の中でこれほどまでに進化できたのはミトコンドリアが酸素を使って化学エネルギーを生産する機能を提供したから。そのとき、細胞の死のキーワードはDNAから隔離されたミトコンドリアに渡された。ミトコンドリアから発せられるキーワードで細胞は自己死を起こす。人はミトコンドリアによって生命を与えられ死の引き金も握られているのです。老化、ガンから人類が逃げることができる研究はこの原理を解明するところから得られるかもしれません。結果、もっと深遠な仕掛けがわかるかもしれないと思うとロマンを想像させる話でもあります。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ミトコンドリア入門編,
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レビュー対象商品: ミトコンドリアと生きる (角川oneテーマ21 (C-2)) (新書)
本書はミトコンドリアについての入門者向け学究本。著者の一人、瀬名秀明氏はこの後作家に転進し、ミトコンドリアによる人類征服をテーマとした「パラサイト・イブ」でデヴューした。また、ミトコンドリア遺伝子が女系にしか伝わらない事から先祖を辿るのが比較的容易な点を利用してB.サイクスは「イブと七人の娘たち」という世界的ベストセラーを書いた。ミトコンドリアはそれくらいホットな話題なのである。
本書は学究本らしく雑な説明はせず、ミトコンドリアの発生から核細胞に取り入るまでの苦心(?)の過程、ミトコンドリアがエネルギーを産み出す仕組みとそれが持つ潜在的危険性等を丁寧に解説する。そして、ミトコンドリアが「母系遺伝」である事を述べる。これにより、人類の起源と民族大移動について論じる。読んでいてワクワクする所である。また、ミトコンドリアが生殖細胞の生死を司っていると述べ読む者を驚かせる。この他、ミトコンドリアがある種の病気と関っている事も教えてくれる。 まさにミトコンドリアに関する打って付けの入門書であり、ミトコンドリアへの好奇心を高めてくれる良書。
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