オリジナル盤を持ってる人も再度買い直しても損はない。
マーヴィンの代表作は勿論好きだが、80年代の2枚のアルバムに殊更惹かれる私。
ちなみにMIDNIGHT LOVEとIN OUR LIFETIMEがその2枚である。
離婚のゴタゴタや嫌世観から米国を後にベルギーで活動を再開した当時のMARVINの心のうちはいかばかりであっただろう。
再び世間に受け入れられる日は来るのか? 作品がヒットしなかったら?
人一倍ナイーブな彼が心の休まる日は無かっただろう。
1977年 GOT TO GIVE IT UPがNo.1になったがそれ以降彼の生活はボロボロだったと思う。
HERE MY DEAR はヒットを狙った作品では到底無かったし。
1982年暮れ、SEXUAL HEALINGは瞬く間にヒット・チャートを駆け上がった。
HOT100で3位、R&Bチャートでは10週間1位に。その後のこの曲の影響力はお分かりの通り。
アルバムはミニマムな音作りで当時は安っぽさを感じたが、彼の歌声が全て。
感情を吐露した歌詞やRICK JAMESに嫉妬する面など、MARVINもやはり人間なんだな、と。
当時CBSで辣腕を振るってたLARKIN ARNOLDやSEXUAL HEALINGのもう一人の作者DAVID RITZなど支えになった人物もいたが、
人生の岐路に立たされていた彼の最後の輝きを味わって聴いて欲しい。