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ミック・カーン自伝
 
 

ミック・カーン自伝 [単行本]

中山 美樹
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

そのすべてが赤裸々! 彼との最後の約束を果たすべくミック・カーン自伝の日本語翻訳版ついに完成。

世界中が悲しみに包まれたあの日から約半年。ファンが望み、本人も熱望したミック・カーン著『JAPAN&SELF EXISTENCE』の日本語化が実現する日がついに来ました。本人の手による自伝というスタイルで書かれた本書には、自分の生い立ちから、ジャパンのメンバーとの出会い、アルバム制作、ワールド・ツアー、来日時のエピソード、解散の真相、デイヴとの確執、ソロ活動、付き合った女性たち、友人、妻、子供についてまで赤裸々に語られており、そこにはメディアによって作り上げられたミックとジャパンについての噂と虚像を真っ向から否定する新事実も多数含まれています。また日本語化に際して、生前のミックと交友の深かったSUGIZO、土屋昌巳の両氏からの特別寄稿文も掲載。500ページを超える圧巻のボリュームで、まさに生身のミックの息づかいを余すところなく日本の読者に伝える資料としても貴重な書籍となっています。

【CONTENTS】
■はじめに
■幼年期
■邂逅
■始動
■契約
■クリスチャンの隣人たち
■トゥースマザーツアー
■銀行の支店長
■『トゥース・マザー』
■謎のパイ
■二〇〇五年九月の日記
■セッション
■幸運
■ベース
■一九七八年
■一九七九年
■ライフ・イン・トウキョウ
■厄介なオランダ人
■ニューヨークの休日
■アートについて 1
■不思議な一致
■ブレインストーム
■一九八〇年
■『孤独な影』
■ミセスT
■『ベスチャル・クラスター』
■ロッシーナ
■ゲームプレイ
■デヴィッド・トーン
■二〇〇五年十二月の日記
■カシミール
■CMP対ミディアム
■ベスチャルクラスターツアー
■ガラパフォーマンス
■さらばイギリス
■音楽仲間
■サンフランシスコ
■『心のスケッチ』
■アートについて 2
■『ウェイキング・アワー』&『ドリームス・オブ・リーズン』
■五番目の男
■フィナーレ
■『イーチ・アイ・ア・パス』
■『レイン・トゥリー・クロウ』
■僕たちは今どこにいる?

出版社からのコメント

重い、暗い、切ない……そして面白い。『ミック・カーン自伝』はそんな内容の本です。友情、愛情、悲嘆、憐憫、嫉妬、羨望、憎悪、栄光、挫折、未練、現実逃避、自己弁護……でつづられた544ページ。ライターとしては素人同然のミックが、自分の気持ちをそのまま書き連ねた文章で構成される本書には、大衆小説のような読みやすさはありません。でも読んでいる間、間違いなくあなたはあなたの隣に等身大のミックの存在を感じることができるはず。そして、このリアル感こそが自伝の醍醐味と言えるでしょう。あなたが愛し、あこがれたミック・カーンは、今もなおこの本の中で生きています。ページを開けばいつでもそこに彼がいるのです。泣いたり、笑ったり、怒ったりしながら。(出版3部 内山 秀央)

登録情報

  • 単行本: 544ページ
  • 出版社: リットーミュージック (2011/7/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4845619636
  • ISBN-13: 978-4845619634
  • 発売日: 2011/7/25
  • 商品の寸法: 18 x 18 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自分自身、この本に書かれているDSの立ち振る舞いに関しては、彼の過去のインタビュー、
そしてメンバーたちや彼を取り囲む人々のインタビューやファンへの対応等から、おおよそ
予測できていたのでそれほど驚きもなく、彼の虚言によりややこしくなっていた矛盾した事
情がこの本によってすっきりと明確になったと思っている。
(別にDSを軽蔑していた訳ではなく、それも含めてファンということ)

僕自身、全てとは言わないがこの本に書かれていることは、ミック側の言い分というよりも
おおよそ事実に近い物であると思っている。

むしろ、この少年の心のまま暴君と化していく親友の心境の変化や振る舞い等を誰も理解
できずに、それを止める術もなく、なされるがまま悪い意味で放置した3人の男たちのか弱さ、
繊細さ、ネガティブな振る舞いに衝撃を受けた。
特にミックはそのヴィジュアルの強烈さやアクティブな振る舞い等からキース・リチャーズばり
のハートとバイタリティの持ち主であると勘違いしていた。

もし、メンバーの誰かがキース・リチャーズのようなある意味たくましい男で、根拠のない自信
をメンバーの誰よりも持ち合わせていたら、DSにはもちろんのこと、時代に翻弄されることもなく、
JAPANは今も続いていただろうし、DSももっとポップフィールドで活躍できていただろうと思う。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Mickが渾身を込め、いろんな人の協力を得て日本でやっと出版に至った本。生前に出版されることをMickは願っていたようです。Japan解散に至るメンバーの心境、そして周りの人がどんな風に感じていたのか。Raintreecrowでの、Japan再結成の完全消滅の背景。Japan解散後のMick自身のソロ活動、精神の病など、赤裸々に文章に残しています。幼なじみであった、Davidの裏切りとも言われる行為の真相について、Davidファンが受ける衝撃は小さくないと思われます。章ごとに、こころに残る短い文章は、Mickが好きだったものだと思われます。まだ、これからもという年で、癌で亡くなったMickに若い時代の楽しかった思い出をくれた感謝の気持ちを伝えたいと思いました。Japanファンの方には、おすすめします。土屋昌巳さんの、寄せ書きも優しさを感じます。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自分は、実際にミック・カーンのプレイを見て聴いた世代です。
彼の衝撃的なパフォーマンスと芸術品のようなルックスに、
その人間性も強靭でエキセントリックなんだろうと、
いままで勝手に妄想を膨らませていました。
さて本書を読みおえて(残念なことに亡くなってからの出版だったそうですが)、
実際のミックは、傷つきやすく感情的で、コンプレックスも多く、
「永遠に思春期の女の子」のようです。(オネエという意味ではありません)
雲の上のアーティストだと思っていましたが、悩める「普通の人」と分かって、
憧れから愛しさに変ってしまいました。

これだけの分量を書いても書き足らなかったようで、
言いたいことがありすぎてしんどい人生だったろうと容易に察しがつきました。
しかし、これだけ自身の弱さをさらけ出せるということは、
晩年に至っては、本当の強さが備わったのではないかと逆に思うのです。
音楽仲間の暴露のような内容も多いですが、そういうことを臆面もなく書いてしまう人間臭さも
亡くなってしまった今では、「そうかそうか」と受け止めてしまえます。

本の装丁は何故か正方形でペラペラの表紙、これはすこしでもアーティステックにしたかったのでしょうか?
でもやっぱりもう少し読みやすい普通の装丁にしてほしかったです。
ミックの自伝ですから、冒頭は寄稿文よりも
彼の仕事の足跡を、資料として時系列に入れて欲しかったです。
なぜならば本文が音楽活動の時代が前後して書かれているため、頭の中でイメージしにくい。
ファンとしては写真ももう少し欲しかったですね。
(ご本人が望まなかったのなら仕方ありませんが。)
英文の翻訳なので多少まどろっこしい文体ですが、それでもよく翻訳してくださったと感心します。

最後に、愛しきベーシスト、ミック・カーン氏に
いままで与えていただいた素晴らしい音楽に感謝し、
ご冥福を心から祈ります。
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