バルビザンデの宝冠 王の星を戴冠せよの続編、下巻にあたります。
前巻で自分とそっくりな顔をしたキースに立場を奪われてしまったパルメニア少年王アルフォンス。やがて信頼できる仲間を得、少しずつ成長していく彼の心にふと過ぎるのは、自分を憎悪した亡母のことより、中途半端な自分の身体より、ただ一人。
誰よりも大好きな、マウリシオのことだった。
実は壮大なラブストーリーでもあるこのお話は、当の本人たちの無自覚な行動と計画的な行動が絡み合ってとんでもなく気恥ずかしい、面白い仕上がりになっています。
その後のお話や、作中に出てきた国祖オリガロッドのおはなしも気になってしまいました。また番外編として「エヴァリオットの剣」があります。