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5つ星のうち 5.0
傑作ハートフル・コメディ, 2007/2/5
レビュー対象商品: ミセス・ダウト(特別編) [DVD] (DVD)
コメディ映画の中では一番好きな作品です。
収録時間125分というのはコメディとしては長い方だと思いますが、そのおかげでテレビ放送の時には結構大事なシーンがあちこちカットされていることが多く、ストーリーの深みがなくなってしまうのが残念です。
この作品の一番の見所は、やはりロビン・ウィリアムズの女装姿でしょう。
映画のためのメイクアップとは言えその変身ぶりは完璧で、どこをどう見ても上品な老婦人にしか見えません。(声色もカンペキ)
他のキャストもインタビューで言っていますが、この映画がここまで成功したのはミセス・ダウトファイアを演じたのがロビン・ウィリアムズだからこそで、他の誰にもこの役は務まらないと思います。
パワフルで芸達者で悪戯好きなロビンは、主人公のダニエルそのものだと思いました。
ストーリーもとてもよく出来ていて、ダニエルが家政婦のミセス・ダウトファイアに扮してあれこれ奮闘する様子はコメディとして文句なしに面白く楽しめました。
その一方でこの作品には離婚という難しいテーマについても触れています。
コメディ映画でありながらそこは現実的で、離婚とそれによって生じる問題についてきれい事ではなく正面から向き合って描かれています。
そしてミセス・ダウトファイアを通して語られるメッセージは、子供たちに対するあたたかい気持ちを感じました。
笑いと涙の、バランスの取れた本当に素晴らしいハートフル・コメディだと思います。
DVDならではの未公開シーンは盛りだくさんで、カットされたシーンがこれだけあるのか?と驚きました。
撮影現場でロビン・ウィリアムズはアドリブを多用していたようですが、実際映画に起用されたものとカットされたもの、様々なようです。
確かに全てのシーンを入れるとまとまりがつかなくなるというかメリハリに欠けるだろうなぁとは思いますが、隣人グロリアとのやりとりは裏でこんなことがあったのか・・・と新たな発見があって面白かったです。
心あたたまる抱腹絶倒のコメディ、文句なしにオススメです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
感動!!!ラストのメッセージ・・・でも・・・, 2007/3/31
レビュー対象商品: ミセス・ダウト(特別編) [DVD] (DVD)
離婚を希望したミランダ。父親としての子供たちへの深い愛情が吐露される裁判シーンは実に印象深い。ダニエルと別れる決心をした妻ミランダの複雑な心境も、その表情から伝わってくる。養育権がミランダ側に行き、週一回しか子供に会えなくなったダニエル。ヒビが入っているのは夫婦間だけ。子供たちにとってはどちらも大切な存在。
家政婦に変装してまで子供たちに会いたかったダニエル。
この変身ぶりがこの上なく面白おかしいコメディーだった。
しかしそれだけでは終わらなかった。
この作品で一番の観どころ、いや「聞きどころ」はラスト。テレビの中で語るミセス・ダウトファイアの言葉。「世の中の全てが、必ずしも完璧で有る必用は無い!!!」「しっかり生きてね!!!」この言葉は「離婚した両親を持つ子供たちへだけではなく、どの様な境遇に居る子供たちにも気配りし、配慮されたメッセージ」だ。そしてこの言葉は全ての大人たちにも「大きな希望」を与えてくれた。
しかし、観終わって少し時をおいてみると、実に切ない、やるせないお話でもあったことに気付く。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
流石ですね, 2007/4/25
レビュー対象商品: ミセス・ダウト(特別編) [DVD] (DVD)
女装して家政婦として子供達のそばに潜り込む...突拍子の無い発想もダニエルというキャラならではです。
ロビンの演じ分けも見事ですが、この方は本当に、感情に訴える演技が上手ですよね。観ているこちらもダニエルの喜怒哀楽にリンクされて、同じ気持ちになってしまいます。正体がバレそうになった時は、はらはらの連続でした。
家政婦の仕事だけではなく、もちろんダニエルとしての生活や仕事の葛藤も描かれていて、応援しながら観てしまう...。
とても心の温まる映画です。個人的には、誰もいないスタジオで、恐竜の人形を操っているところを、お偉いさんに見られるシーンが気に入ってます。 余談ですが。ダニエルに特殊メイクを施すゲイのお兄さん役が、大好きなハーヴェイ・ファイアスティンだったので、とても嬉しかったです。