≪目次≫
1 セント・メアリ・ミード村
2 ミス・マープルの前半生
3 ミス・マープル 活動を開始する
4 一九三〇年代
5 戦後の事件
6 最後の四事件
7 ミス・マープルの本質
8 ミス・マープルの家を訪ねて
9 自宅でのミス・マープル
10 ミス・マープルと旅行
11 「甥の作家」その他の親族と友人
12 ずらりと並んだ女中たち
13 探偵としてのミス・マープル
目次だけでもわくわくする題目が連なり、読む前からファンならばピンと来るものがあるかもしれません
ミス・マープルを愛読していれば自然とわかる、やさしい語り口の文章が小説からの引用を交えて
解説というよりも、一緒に楽しみましょうといってくれてるような一冊です。
数多くミス・マープルの関連本が出版されていますが、個人的にはこの本がベストOFベストでは、と思っています。
特に好きなのは「ずらりと並んだ女中たち」のエピソード、 中でも「教会で死んだ男」で登場するグラディスの
亭主のセリフが出てくるのですが、それを素直に受け止めて骨惜しみしない彼女が幸せそうに描かれてて、ほのぼのさせてくれます。
私のいちばんのお気に入りのメイドです。
そのほかにもお馴染みの登場人物のセリフや、小説では見逃されがちなセリフまで拾い上げて紹介しています。