9年前に別れた元恋人に再開し「お互い割り切れるならセフレにならない?」と攻に誘われ・・・。
というようなあらすじを読んで、何となく良くあるような、先の見えそうなストーリーだなと思いつつも大好きな再開モノなのと高久さんの表紙に惹かれ購入。
「9年目のキス」と「ミステリ作家の献身」の2編があり、「9年目-」の方はサラッと無難な感じで悪くはないけど記憶には残らないかなといった感じでした。
続きの「ミステリ作家-」に入ってからジワジワと引き込まれ、最後はちょっとだけ涙してしまいました。
総合的に★4.5です。
お互いに想い合っているのに上手くいかない。
受の真面目で不器用な所が良く書けていたと思います。
相手を思いやるが故に一人でぐるぐる悩んでしまう受。こうゆうキャラは読んでてイラッとくる事があるのですが、このキャラには感情移入が出来て一緒に切ない気持ちを味わえました。
また攻がとってもイイ。
一途で、包容力と受の感情に振り回されてもヘコタレない精神力がある。
Hはサラッとして色気はあまり無いかな。それでも細かい心理描写でカバー出来てると思います。 欲を言えばもうちょっと見たい気もするけど・・・。
今月のキャラ文庫は全部良くて大変満足でした。