まず、08年版よりも陳腐化したな、と感じました。
自分が書いた08年度のレビューの繰り返しになりますが、
この本をレストランガイドだと思っている方は
間違いなく、内容に対して失望するでしょう。
安くて美味しい店を探すための本ではありません。
基本的には、この本は外国人向けの観光ガイドです。
それも、お金が十分にある外国人向けです。
個人的には、レストランの部分よりも、
ホテルの方に関心があるので、
そのことに関して書きます。
08年のホテル評価で興味深かったのは、
パーク ハイアットの4レッドパビリオンでした。
この評価は(あくまでも)外国人観光客にとって、
立地条件が悪い(東京の中心から遠い、駅から遠い)、
日本的なテイストが少ない(日本庭園が見えるわけじゃない)、
諸外国の超高層ホテルに比べると高い価値を見出しにくい、
という点から考えて、ミシュランの主張が見て取れました。
しかし、09年は5レッドパビリオンに2ランク格上げです。
これでは、単に値段の高い順に並べただけです。
ホテルガイドは、旅行会社のパンフレット程度の価値になりました。
一方、レストランの数は少し増えて、レイアウトも見やすくなりました。
08年版を持っていない方や、比べるのが楽しいという方は、
買っても良いかも知れません。