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ミカドの肖像 (小学館文庫) [文庫]

猪瀬 直樹
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

受賞歴

第18回(1987年) 大宅壮一ノンフィクション賞受賞

内容紹介

西武王国・堤氏支配の仕組みを解き明かす!
昭和末日本を騒然とさせた、あの名著がいま甦る。天皇と日本人、伝統とモダン。近代天皇制に織り込まれた記号を、世界を一周する取材で丹念に読み解いた、渾身の力作。プリンスホテルはなぜ旧皇族の土地を次々と取得し、一大グループをつくり上げることが出来たのか。その謎と西武王国・堤家支配の仕組みも解明。なぜ、いま、コクド(旧・国土計画)による西武鉄道支配が問題になってきたのかが手に取るようにわかる。第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

登録情報

  • 文庫: 887ページ
  • 出版社: 小学館 (2005/03)
  • ISBN-10: 4094023127
  • ISBN-13: 978-4094023121
  • 発売日: 2005/03
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

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28 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 帝研究本 2006/6/7
By 平和
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み
帝を「ミカド」と表記し、ミカドに関連するすべての事柄について研究されています。800頁近いボリュームのある本で、悪く言えば「ミカド」についての卒業論文を読んでいるようです。しかしその内容と調査範囲は非常に広範囲で圧倒されます。

猪瀬氏の本の醍醐味はこの調査能力とヒアリング能力に尽きると思います。それらのエッセンスが万遍なく鏤められているのが本書です。個人的には西武線沿線に住んでいることもあり皇族と堤康次郎との関係を非常に興味を持って読み進めました。その他、この本を読めばミカドを中心として日本国民の習性や宗教観が明確に分かってきます。本書はミカドを媒介とした日本国研究書と言っても過言ではないと思います。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By showon VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み
天皇に関する書物はたくさんあるが、「ノンフィクションで」、「現代的で」、「好奇心をそそるモノ」と言われると滅多に出てこないのですが、本書でヒットしました。

「原宿には天皇専用駅舎がある」なんて雑学的な事から、明治天皇の写真が実は肖像画だった事、そして明治政府が天皇の地位を構築するためにどのような腐心をしたのかなど、歴史読み物としても十分耐えられる内容になっています。

本書に、立花隆氏の、「天皇と東大」を併せて読めば、いっぱしの天皇通になれると思います。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 東京の中心におわすもの 2012/2/14
形式:文庫
本書は、東京に居を構えた明治大帝以降の天皇制について禁忌(タブー)をかいくぐりながら、時には歴史を遡り、時にはアメリカまで取材し、『週刊ポスト』昭和60年1月18日号から8月1日号まで連載された内容を加筆修正したものである。800ページ近い分厚い本で、今のようにインターネットもない時代によくもこれだけ調べたものだと、まず驚かされる。著者は作家で、今や東京都副知事でもある猪瀬直樹さん。

冒頭で、東京の中心、つまり皇居が「空虚」であることに触れられているが、本書出版から四半世紀を過ぎた今も、われわれは皇居については知らないことばかりだ。
私は皇居東御苑を訪れたことがあるが、その隣で陛下が暮らしておられるという感覚が全くない。皇居内堀を一周しても、そこに天皇ご一家が住んでおられるとは想像もできない。
Googleマップを見れば御所があるのは一目瞭然なのだが、現地に行ってみると、なぜかその存在が霞んでしまうのだ。建物の配置がそう仕組まれているのか、それとも日本人としての本能が天皇という存在を意識外に追い出そうとしているのか‥‥。

本書には初めて接する知識ばかりが収められている。
西武グループが旧皇族の土地を買収していたのは知っていたが、今上天皇が軽井沢の定宿にしている「『千ヶ滝プリンスホテル』はホテル業の登録さえしていない」(51ページ)とは知らなかった。ここに皇室と西武グループの接点がある。
ギルバートとサリヴァンのコンビは有名だが、「1885年3月14日にロンドンで初演され」(282ページ)たオペレッタ「ミカド」というものが存在しているとは知らなかった。
米ミシガン州に「ミカド」という町があるのも知らなければ、イタリア人画家キヨソーネが明治天皇、西郷隆盛、神功皇后の肖像画を描いたことも知らなかった。

だが、そういうことを知ったところで、東京の中心にある存在の不確かさは増すばかりである。これだけの歴史的積み上げがあり、海外にも知られている存在である天皇について、なぜ当の日本人は“知らない”のだろうか。
まるで御所と東京の間には見えない結界が張られているかのようである。
私は猪瀬さんと直接の面識はないが、Twitterを介して彼の動静は“見える”し、RTで“繋がる”こともできる。ローマ法王もTwitterを始めたという。だが、天皇陛下は絶対にTwitterをやらないと思う。天皇陛下とはそういうものなのだと思う。
本書が出版されてから四半世紀、21世紀になってもなお、日本国の首都のど真ん中には科学で説明できない神秘的な存在がおわす、としか言いようがない。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0 途中
まだ読んでいる途中ですが、日本の新たな側面を見つけるいい機会になっています。
投稿日: 3か月前 投稿者: 竹俣 壽郎
5つ星のうち 4.0 現代日本が築かれていく過程が丁寧に描かれている
明治維新後に日本という国家が築かれていく様子や、戦後においてその明治期に駆け足で築かれたものが解体されていく様子など、現代日本の一面を丁寧な取材をもとに描かれてい... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: はぴはぴ
5つ星のうち 3.0 力作ですが、読みやすい。
調査にかける熱意はすごいですね。
でも、話があちこちに飛んで、やや話にまとまりがなくなっていました。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: UNO
5つ星のうち 5.0 ミカドに関連した事象を多面的によく調べ記述した力作
プリンス系の買収経過は興味深い
ギルバート&サリヴァン「ミカド」の知られざる経緯、英国の音楽事情や
ジャポニズムとの関連記事など豊富で... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: tane
5つ星のうち 5.0 日本人必読、今の日本が良く解る!
西武や他の株式会社の成り立ちから始め、今の日本が何を根っこにして動いているのかよく解る。家族私有財産国家がどう回っているか、理解がふかまる。
投稿日: 5か月前 投稿者: 猪瀬直樹さんの、ミカドの肖像を読んで!
5つ星のうち 3.0 Kubdle版,脱字多すぎ
本の内容は,「ミカド」だけでなく,西武グループの成り立ちなども分かり非常に面白い。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: yotsukado
5つ星のうち 3.0 どうしても語られない天皇の秘密
地位、名声を守ろうとすれば語ることができない天皇の奥の底。本を読む前にこれを見たほうが良いかもしれない。
[...]
投稿日: 11か月前 投稿者: 日本の真相
5つ星のうち 5.0 いつまでも心のどこかに残る作品
この本は10年以上前に読んだ。
プリンスホテルも謎だし、皇室も私にとっては謎だった。... 続きを読む
投稿日: 2011/6/16 投稿者: gon
5つ星のうち 3.0 猪瀬の肖像
例えば、新宿歌舞伎町には「MIKADO」とつく名の店が何と多いことだろう。
この本を読んで東京の町の歩き方が変わると思う。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/30 投稿者: はらぺ子
5つ星のうち 5.0 *目からウロコ!*
 今まで沢山の本を読んで来たつもりでしたが、、、
ハリポタとか、ダビンチコードとか、、、わたしは甘かった!!... 続きを読む
投稿日: 2007/8/18 投稿者: So.b.it
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