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ストーリーも絵も繊細で硬質な美しさを持っています。とりわけ光の描写が素晴らしく、緑の木漏れ日、夕刻の情景、はかなく揺れる灯火など、幾種類もの光の情景を見ることができます。主人公の少年達の口から語られる言葉もどれもどこか詩のように心地良い。また、出てくるモチーフも魅力的なものばかり。特に印象に残ったのは、インスレーターというもの。日本語で碍子(ガイシ)と言い、電柱に用いる絶縁体だそう。本の中できらきらと輝く碍子を眺めていると、実物を見たことがないのに、自分も思わず集めたくなってしまいます。
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