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マーラー:交響曲第9番
 
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マーラー:交響曲第9番

ワルター(ブルーノ) CD
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 演奏: ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 指揮: ワルター(ブルーノ)
  • 作曲: マーラー
  • CD (2001/2/21)
  • ディスク枚数: 1
  • レーベル: EMIミュージック・ジャパン
  • 収録時間: 77 分
  • ASIN: B00005HTKP
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 313,949位 (音楽のベストセラーを見る)
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1. 交響曲第9番ニ長調
2. 交響曲第5番嬰ハ短調~アダージェット

商品の説明

内容(「CDジャーナル」データベースより)

ハイクオリティな音を可能にしたHS2088リマスタリングによって蘇った名演の再リリース。作曲家とワルターが師弟関係にあっただけに、完璧なまでの甘く耽美的な演奏は感動的。

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By daepodong VINE™ メンバー
形式:CD
 ワルターの、マーラーの、ウィーン・フィルの、のみならず、クラシック音楽史上屈指の名盤である。

 もともとマーラーの九番はなぜか(伝説的)名演に恵まれている。バルビローリ然り、ジュリーニ然り。その中でも、この曲の初演者でもあるワルター盤は特筆すべき「ドキュメント」である。
 この演奏の背景については多くがすでに語られている。戦前のワルター=ウィーンの最後の演奏会、ナチス・ドイツによるオーストリア併合の直前、ユダヤ人であったワルターが身の危険を感じつつ師に捧げた演奏。そんな中での演奏は、予備知識なしでも十分に感じることができる(だから知らないと共感できない、というのは全くの誤りだ)。
 誰でも気付くのはこの異常なテンポであろう。おそらく現存する録音の中では最も速い(逆に最も遅いのはジュリーニと思われる)。第二楽章、第三楽章では、ワルターのどうしようもない焦燥が伝わってくる。逆に、第一楽章は自由にテンポを動かし、諦念に満ちた第四楽章に接続する。おそらくワルター自身、自分の感情を抑制できなかったのだろう。自らのレコードを好んで聴いていたと伝えられるワルターが「決して聴きたくないレコード」と評したのは、そのせいもあったのかもしれない。

 まさしくベンヤミンのいう「アウラ」に溢れた演奏。フルトベングラー「合唱」と並ぶ、クラシック音楽録音史上の大名盤である。
 なお、SP時代の録音としては、状態は極めてよく、ワルターの意図は十二分に伝わってくる。
 また、この曲を愛する方には、バルビローリとジュリーニの名演も併せてお勧めしておきたい。

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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:CD
(たぶん)本盤と同音源をかつて聴き、英Dutton盤のほうが歪み感が少ないのでそちらを採ったが、Duttonのきれいすぎる音は(誰も言わないが^^)高域を針音ごとカットして不評だった、かつての東芝GR盤LPの弊を想起させる。今般、岡崎マスタリング/HS2088を確認した上で本盤を再購入したが、適度なノイズ・リダクションとリアリティの増強はこの音源の鮮度を活かすもので、問題の多い岡崎リマスターの中ではラトルのマーラーと並んで例外的成功作だ。演奏の凄絶さも十分伝わり、時間が短く感じられる。フルトヴェングラーの'44年の《エロイカ》などとともにヴィヴィッドな歴史的記録だ。同じ音質なら、新しい‘グレート・アーカイヴ’盤(TOCE-15003)のほうが安いが、未確認。あまり煩雑な再発は困る。なおNaxosやOpus蔵は未聴。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mc
形式:CD
ワルターはモーツァルトやブラ4、未完成や田園に代表されるような、温厚で美しい演奏をする人というイメージがあるが、それだけでは全然ない。

もちろんこれらは文句のつけようもなく、初出後50年近くを経てなお他に冠絶して素晴らしい(筆者の愛聴盤でもある)のだが、このマーラーの9番はどうだ。

テンポ、ダイナミクス、音符と休符の端々から、何か切羽詰ったもの――今この曲を演奏することは必然であり、よってこのテンポ、ダイナミクスをとるのも必然であるというような――が聴こえて来はしないだろうか。

この演奏について過去に語られたエピソード(ナチが、とか家族が、の類)は、この際どうでもよろしい。

ワルターが何かに痛がっていることだけは、この古い録音の中から十全に伝わってきて、曲が終わる頃にはこちらも重傷を負っているという、危険なディスクである。

トスカニーニ追悼演奏会での「英雄」然り、NYPとのブラ2然りだが、スイッチが入ったときのワルターは恐ろしい。フルトヴェングラーやトスカニーニと違う意味で、怖い。

マーラーの9番に、ワルターに興味がある方なら、一度は聞いておくべきだ。
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