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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
別格のマーラー7番です。,
By Coptic_Light (茨城県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: マーラー:交響曲第7番「夜の歌」 (CD)
過激さと冷静さが同居した、最高の名盤です。テンシュテットの演奏全般に言えることですが、劇的な表現をしていながら細部をおろそかにせず明晰さを大切にしていますので、 不思議と見通しが良い。そしてその表現が曲の性格に極めて合っています。 ふっと忍び寄る底知れぬ暗さと、ガツンと来る高揚。その落差は、まさにテンシュテットでありマーラーではないでしょうか。 このCDに対抗できるのは、アプローチが全く逆のクレンペラー/ニューフィルハーモニア盤くらいでしょう。 ただし、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の技量は、率直に言って「一線級」ではありません。残念ながら、管楽器などは 少々物足りない。同じテンシュテットによるシカゴ響とのマーラー第1番を聴くと、尚更そう思えます。 オーケストラの技術「だけ」に拘って聴くと、つらいかも。しかし、そんなオーケストラが120%の力を出し切っているのです。 それは確実に伝わってきます。それを聴き手がどう捉えるか、だと思います。 私などは、弦楽器の不気味さなどは、テンシュテットの思惑通りとても良く表現されていると思うのです。 「テンシュテット?よく言われるように“爆演”指揮者だろ?」などと先入観を持ってはいけません。 なお、テンシュテット自身はインタビューで、マーラーの音楽について「交響曲7番が最も好きであり、特に第1楽章はマーラーの 最高傑作」と述べています。その思い入れが伝わってきますよ。 マーラー7番は、これを買っておけば間違いありません。
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