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マーラー:交響曲第2番「復活」
 
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マーラー:交響曲第2番「復活」

ラトル(サイモン) , ロイヤル(ケイト) , コジェナー(マグダレナ) CD
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • CD (2011/2/2)
  • ディスク枚数: 2
  • レーベル: EMIミュージックジャパン
  • 収録時間: 86 分
  • ASIN: B004FKXHRE
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 音楽 - 100,840位 (音楽のベストセラーを見る)
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ディスク:1
1. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第1楽章:アレグロ・マエストーソ
ディスク:2
1. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第2楽章:アンダンテ・モデラート
2. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第3楽章:静かに流れるような動きを持って
3. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第4楽章:原初の光<原光>「子供の不思議な角笛」から たいへんおごそかに、しかし素朴に(コラール風に)
4. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:スケルツォのテンポで、荒々しく飛び出すように
5. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:ふたたびきわめて明るく
6. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:きわめて急速に速度をゆるめる。荘厳に。きわめて控えめに
7. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:ふたたび控えめに
8. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:ゆっくりと神秘的に
9. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:やや動きを持って
10. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:高揚して、しかし急がずに

商品の説明

内容紹介

● サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ●ケイト・ロイヤル(ソプラノ)&マグダレーナ・コジェナー(アルト)
●日本先行リリース・2枚組・HQCD仕様

★マーラーの生誕150年(2010年7月7日)と死去100年(2011年5月18日)という2つの節目を記念し、
ベルリン・フィルは2010年8月から2011年末まで、マーラーの全交響曲を演奏するマラソン公演中!
マーラー自身により1895年にベルリン・フィルと初演を行った由緒ある人気曲、交響曲第2番『復活』をリリース。
★マーラーの交響曲は、ラトルのキャリアにおける主要テーマのひとつとなっている。
「(マーラーの『交響曲第2番』は)12歳のときに(ジョージ・ハースト指揮の)生演奏を耳にして、指揮をやってみようという気に初めてさせてくれた曲です。
マーラーは世界のすべてをひとつの交響曲のなかに詰めこもうと試み、この世界では、無名の英雄たちの死から、美と恐怖が共存する人生の記憶、そして最後の復活と救済までが巡りまわっています。
おびただしい演奏者が集う広大なキャンバス上に描かれ、わたしにとっては、あらゆるオーケストラ作品の中で最も心揺さぶられる作品のひとつです」 (サイモン・ラトル)
★1991年のバーミンガムのシンフォニー・ホール公式落成式でも、1998年バーミンガムを離れる際の“お別れ”コンサートでもこの曲を取り上げている。
機会あるごとに何度となくマーラーの全交響曲を残らず演奏してきた。
1987年にベルリン・フィルと初共演したときには『交響曲第6番』を、2002年9月にベルリン・フィルの主席指揮者に就任した記念公演のときには『交響曲第5番』を振っている。
★1895年3月、リヒャルト・シュトラウス指揮ベルリン・フィルによって1~3楽章が初演され、
同年12月にはマーラー自身の指揮で再びベルリン・フィルによって、今度は全楽章通して初演された。
★最愛の妻、マグダレーナ・コジェナーと共演!★10月28日~30日録音。

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 サイモン・ラトルの、バーミンガム市響との演奏でマーラーの2番を聴いたのは大学生の頃だった。その頃、マーラーが一般人にも流行りだし、マーラーの伝記映画なども上映していた。古典派やフランス印象派くらいは聴いていた自分は、来日したラトル、バーミンガム市響の演奏会がNHKで放送され、ブリテンの鎮魂交響曲とマーラーの1番を聴いていたく感動したため、そのCDを手に入れたのだった。若かりしラトルは、ぎらぎらと目を輝かせ、まだ黒かった髪を振り乱し、力強い指揮ぶりを見せたり、悲しみに暮れて再び立ち上がれなかろう程のせつない表情を見せたり、本当に心穏やかに、アルカイックな微笑みをたたえながら、しっとりとしたなまめかしくも美しい演奏を見せたりしていた。とにかく、クラシック音楽とはこんなにもすばらいものだったのかと、それを見ていた自分は頭を叩き割られるような衝撃を受けたものだった。
 バーミンガム市響とのマーラーの2番も、これまた驚いた。それまで聴いたことのある演奏とはかなり違っていて、第1楽章の初めは相当にゆっくりであった。その後も、緩急がかなり極端で、聴いていてかなり戸惑った。5回くらい聴いても、それでも戸惑いのほうが多かったくらいだ。しかし何故か最終楽章のクライマックスはとても感動的で、そのクライマックスの感動を味わいたくて聴いていたようなものだった。しかし、その後聴きこんでいくにしたがって、その極端な緩急は曲全体をまとめあげるのにどうしても必要なもののように感じるようになった。ほかの演奏家のものでは「こうじゃないんだ!」とまで感じるようななってしまっていた。
 そんな経験をしてから20年余りして、再びラトルが世界最高峰の楽団と、そのマーラーの2番を届けてくれた。聴いてみるとやはりそこにはラトルがいた。バーミンガム市響とのときよりは荒々しさや若さがなくなってしまった感はあるが、20年前の思いをそのままにベルリン・フィルと曲をさらに美しく作り上げている。
 時は折しも東日本大震災で、自分自身も影響を受けている。初めの1週間は断水で、水が自由に使えない生活がこれほど大変なのかと痛感した。また、ガソリンや物流が途絶えてしまい、身動きが取れない、ものが食べれないなどの不安や、何百回に及ぶ余震、さらに原発事故の放射能もれの見えない恐怖にさいなまれている。つぶれるコンビニは後を絶たず、スーパーも品薄、営業時間の短縮など、普通の生活に戻るのはまだまだのようである。そのうえ放射能汚染地区からの避難民の受け入れもしなければならず、地方自治が消耗してきているのは否めない。放射能風評による今後の地方の産業復興も絶望との声もある。
 このCDは、今の自分を励ましてくれるラトルからのプレゼントと思っている。地域「復活」のために自分も一所懸命に働いていきたい。
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By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
マーラーの交響曲第2番『復活』は、バーンスタインやアバド、ズービン・メータ、小澤征爾などの演奏を好んで聞いてきました。このサイモン・ラトル指揮のそれらの名演に匹敵し、超える評価をもらえる水準の高みに到達したと思っています。

第5楽章の始まりの迫力は実に見事でしたし、少しずつ盛り上げていく過程における合唱の素晴らしさは特に高く評価したいと思いました。2010年はマーラーの生誕150年にあたっており、記念すべき年に相応しい録音(2010年10月28日〜30日に収録)が残されたことになります。

マーラーの交響曲第2番『復活』の構成は、第1楽章の「いかなる目的のために汝は生まれてきたか」という問いかけに答えているのが、ラストの第5楽章ということになるのでしょう。構成的にはそのサンドイッチの中に変化に富んだ美しい楽章がはさまっています。

第4楽章の金管合奏によるコラールからアルトが歌う個所が好きです。マグダレーナ・コジェナーは少しビブラートがかかる感じを受けますが、深くて温かい声質はとても心地よく耳に伝わってきます。録音の状態がよく、ホール・エコーを上手く拾いながら、彼女の名唱を聴きました。

合唱指揮のサイモン・ハルジーの指導の元、第5楽章でのベルリン放送合唱団の輝かしい合唱は、どんどん迫力を増し、声が割れることなく最後のクライマックスまで緊張感を保ちながら迫ってきます。大音量で聴けば、きっとこの演奏の醍醐味に満足されることでしょう。量感ある合唱で、まさしく優れものでした。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏の素晴らしさは言うまでもありません。ダイナミックレンジの広さと多彩な表現力、全編を通して感じられる緊張感、世界最高のオーケストラは今回も見事な演奏を残しました。
サイモン・ラトルの3度目の奥さんのマグダレーナ・コジェナー(アルトというよりメゾソプラノの声質でしょう)のたっぷりとした響きは聞きものですし、ケイト・ロイヤル(ソプラノ)は合唱に埋没することなく高音の冴えを披露していました。つまり指揮者も含めて、演奏者全てが格別の演奏を披露してくれたと言うことです。
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ラトルのマーラーはFM放送で様々なオーケストラとのライヴ録音をよく聴きますが、この復活は情熱のものであり、圧倒的な説得力でマーラーを展開しており、ラトルの情熱を見ました。折りしも東日本大震災の時期、こういう曲で元気をもらいたいと思いました。
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