1990年、シカゴ交響楽団とのライブ録音。
まず演奏時間が長いです、マラ1に60分以上かかる演奏は僕の知る限りほとんどないと思います。
しかし、その遅さが全く感じれらないのです。
全てのテンポ設定に必然性を感じます。
テンシュテット節ともとれる、独特の“タメ”が効いていて、全くだれることがありません。
というか、手に汗握るような灼熱のクライマックスは魂を揺さぶられます。
凄いのがシカゴ響の演奏能力!!ロンドン・フィルを遙かに凌いでます!!
第4楽章のクライマックスの金管が熱いのなんの、この人たちの肺はどうなってるのでしょう?
そして何よりテンシュテット最高!!
DVD見れば分かりますが、汗かをかきながら、もの凄い数の指示を冷静に送ってます。
全楽章が超名演ですが、第4楽章は茫然自失クラスです。
イントロから戦闘モード全開です、第1主題提示直前のタメや第1主題部終了部分のクレッシェンドが凄まじいです。
展開部も開始から金管が鳴りまくってます、そしてコーダ!
こんなに感動するマラ1のコーダを初めて聴きました、拍手の熱狂ぶりも納得です。
クーベリック、ショルティ、小澤、バーンスタイン、ワルター、ヤンソンスなどのマラ1を聴いてきましたが、おそらくこれ以上の演奏が登場することはもうないのではないかと思います。