さすがは赤川次郎! ユーモラスさとミステリアスさがうまく重なり合っていて、話を見ていて飽きさせません。
秋の紅葉の林のなかにある西洋風の学校を舞台に、恋の話からサスペンスまで繰り広げます。
時代設定は携帯やら最近の機械が出てくるので、現代の話だと思いますが、どこか懐かしいメロドラマな感じがするのが赤川次郎のよいところ。
話構成は第1話、第2話、第3話とそれぞれ独立した話なのですが、第3話で、1話、2話でわからなかった謎の1部が解き明かされていくので最初から最後まで物語に引き込まれます。
このゲームは基本的に話を読み進んでいって、選択肢を選んで物語の展開が変わるという物なんですが、選択肢を誤るとバッドエンドになってしまいます。
これが何とも難しく、何度も何度もバットエンドになりつつ本当のエンディングを探すゲームです。
選択肢を選んでしまうと、その読み進んできた文章には戻ることは出来ないので何かとめんどくさいこともあります。
それを回避するため文章中ではいつでもセーブ出来るのですが、このセーブの出来る枠が8つ用意されています。
8つでも少ないと感じましたが、前作の「赤川次郎ミステリー 夜想曲」では4つしかもうけられていなかったので、かなり使いやすくなったと……
前作では使いにくかった操作性はかなり改善されており、文章のオートスキップ機能もその1つですが、やはり他の文を読み進めるゲームに比べると、操作性が悪く感じられてしまいます(話の分布の表示やチャート機能がない点など)。
ですが話は面白いので是非やってみてください。