モードは3種類で、対局、囲碁ガイド、オプションです。対局は対COMと対人の2種類あり、対人では無線LANを使用するという事しか説明書には記載されていません。なので、対人対局でソフトが2つ必要なのか1つでよいのかはわかりません。以下対COM対局のみについて書きます。COMの強さは4段階で弱い、標準、強い、最強です。日本棋院の認定で13級、KGSのレートで13kの私の場合、弱いだと3子局で対等になり、最強では9子局で10目以上の大差で勝てるという感じです。下にも上にも、あまりCOMの強さの幅はありません。初心者は「弱い」と9子局でも負けるかもしれませんし、有段者は「最強」に9子置かせても物足りないかもしれません。強さについては携帯ゲームだと割り切る事が必要です。碁盤の大きさは9×9、13×13、19×19の3種類です。置石は定先〜9子、コミは互先の場合半目から9目半、置碁の場合−5目半〜9目半、手番はにぎりで決める事も黒白選ぶ事もできます。
対局中のオプションは次の一手(AIに打つべき箇所のヒントをもらう)、形勢判断、待った、パス、投了、セーブ等です。途中でセーブする事もできるのですが、COMの思考時間が「最強」の終盤でも10秒強なので、殆ど待たされる事がありません。こちらが早打ちすれば一局30分もかかりません。携帯ゲーム機にしては満足のいく対局ができます。
ただ、1つ難点があるのですが、初心者への配慮が足りません。COMの強さが「弱い」でも強すぎます(携帯のアプリにもっと弱いものがあり、それと比べると強すぎる)。それ以上に不満なのが「囲碁ガイド」の内容なのですが、囲碁の基礎、ゲームの流れ、石の取り方(手筋)、囲碁用語集からなります。その中の用語集にコウとセキの説明があるのですが、このどちらも文章のみの説明です。全く囲碁を知らない人にはセキは図解が無ければ理解できないでしょう。用語集は図を付けて欲しいです。死活や手筋にも10問か20問くらいでよかったので問題が付いていると理解が進むでしょう。初心者の方はソフトの他に詰碁や手筋の本を買う必要があるかもしれません。