浴槽を洗うのに何が必要かがよく考えられています。
当り前のように聞こえますが「棒の先にスポンジがついてりゃOK」なものが多いのです。
1.適当な長さ
2.柄の適当なしなりと首フリ部の自由度
3.スポンジ部材の硬度と摩擦のバランス
の3つが基本性能でしょうか?
1の長さは言うまでもないので省略しますが、2のしなりは結構重要です。風呂掃除というのは基本不自然な姿勢で作業するものですから、スポンジを押し付ける圧力を人間の方で調整して一定にするのは結構難しいですよね。
強度が低すぎれば力が逃げてしまって満足に擦れないし、かと言って硬すぎるとスポンジの面全体に力が伝わらず、センター部だけでギューギュー擦ることになってしまいます。なのでスポンジの硬さとバランスのとれる範囲で適度にしなって力の加減をする役目をこの柄の強度設計が請け負っているわけです(もちろんこの時スポンジ面が対象にちゃんと正対してくれないと意味がないです)。本製品はそこがちゃんとしています。だから洗っていてちゃんと手応えが感じられます。
3についても重要。仮にスポンジが柔らかすぎ、その割に表面の摩擦が強いとどうなるでしょうか? 擦る時にスポンジ表面が浴槽面に張り付いてしまってスポンジが変形し、限界に達すると位置がズレる。擦っている時の手応えがズダダダダと不連続で気持ち悪いものになります。このスポンジはそこがちゃんとしていて適度な摩擦抵抗と、それにバランスしたスポンジの硬度設計がなされています。
どこにでもある生活雑貨のように見えて、使う場面での現実をしっかり考えて作られていると思います。そういう他人事じゃなく使う側の気持ちになって作られた道具は気持ちよく使えます。