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本書が明言する「マーケティングのゴールは利益」と言う本来ごくあたり前のことが、ともすると現場ではなおざりにされているからだ。では広告宣伝などのマーケティング活動に費やされる莫大な費用は何のために、何をゴールにして日々投下されているのだろうか。これらの背景とその問題点、解決方向がこの本を読むとよく理解されるようになるかもしれない。
国内の多くの企業では、マーケティングに伴う諸々の費用やその効果は経営者が理解できるほどには整理されていないし、また活動を管理するための仕組みもないことがほとんどではないだろうか。結果がきちんと管理されていないのであれば、当然、意思決定も不確実なものになるしかない。
この本では方法論を実際的に詳らかに説くことで、経営者をはじめマーケティングの実務者までがどのように、マーケティングの費用と顧客価値を結び付けて、その費用対効果と望ましいシナリオを導き、戦略に反映させるのかを教えてくれる。
マーケティング費用を可視化したいと考えている経営管理層。マーケティングを統括する部門の担当者、実務者に向いている。内容は濃い上にやや堅いので、逆にマーケティングの初学者や経験の浅い担当者には不向きだろう。
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