まさに「Marketers be ambitious.(マーケターよ、大志を抱け)」とでも呼びかけている様な、名の知れた学者のセンセー方が寄り集まって書かれたにしては、ミョーに“熱い”マーケティングのサブテキストである。
様々な商品・サービスがコモディティ化していく中にあって、マーケティングとは「夢を追いかけるもの」であり「哲学でもある」と提言。コカコーラやハーレーダビッドソン、スターバックスなどの例を挙げながら、経営やマーケティングの中に未来構想を大局的に方向づけるアンビション(=大志、夢、志、野望)を持ち続ける大切さを説いている。理論的ではないし実用的な要素も少ないが、マーケティングに携わる者が自らの「志」を改めて問い直すきっかけになる本、ではある。