Disc 1
Superbike TT Race
6ラップ。排気量1000cc。最高ラップ211.64km/h。
Sidecar Race 1
3ラップ。サイドカー(市販車がないので全部手作り)。排気量600cc。130〜135馬力。直線では250km/hが限度
Supersport Junior TT Race 1
4ラップ。排気量600cc。130馬力。最高速度274km/h。最高ラップ204.22km/h。
Superstock TT Race
4ラップ。排気量1000cc。およそ190馬力。Superbikeより数km/h遅いだけ。TTの中では一番市販車に近い。溝付きタイヤを使用。
Supersport Junior TT Race 2
4ラップ。排気量600cc。
Sidecar Race 2
3ラップ。サイドカー。排気量600cc。
Senior TT Race
6ラップ。排気量1000cc。最高ラップ211.74km/h。
Disc 2
Hi-MO MONTAGE
TT Zero Race
1ラップ。電動バイクのレース。最高ラップ160.29km/h。
YAMAHA 50TH FEATURE
ARAI PARADE LAP
MILESTONES OF THE MOUNTAIN
INTERNATIONAL RIDERS
CIRCUIT GUIDE
松下ヨシナリ マン島TT参戦記
マン島TTレース2010のDVDに引き続き、2011年のマン島TTのDVDを購入しました。
コースは100周年を迎えた1周約61kmのマウンテンコース。コースは海の近くの標高が低いところもあれば、島の中央に連なる標高422mの山々の尾根を駆け抜けたり、そして市街地も走ります。
「Disc 2 CIRCUIT GUIDE」でヘリコプターからのコース解説も見ましたが、Disc 1のCGによるコース説明よりも分かりやすかったです。片側1車線の道路が封鎖されてコースが作られているのですが、その映像はまるで地方の3桁国道のようで、密集した市街地もあれば、コースの両側に木々が並んで日陰になってコースが見えなくなっているところもあります。山がありますから当然駆け上がっていくのですが、コースアウトすればその先は崖。コースには中央分離帯の白線があり、一部マンホールもあります。コースはMOTO GPなんかに比べればひどく、道路がうねっていてフロントが浮き上がったりジャンプをするのは当たり前。これは2輪だけでなくサイドカーも同じです。市街地になると両側に建物や縁石があり、転倒して滑った先がこれらだと怪我すること確実です。ちなみにこのコース解説ではネズミ取りポイントも紹介していました。
この約61kmのコースを平均速度200km/hで駆け抜けるわけですが、600ccのサイドカーで約250km/h、2輪だと600ccでも最高速度274km/h、リッターバイクはスタンドラインで最高速度285km/h出しています。
レースの形式はMOTO GPのように一斉にヨーイドンではなく、1台ずつ10秒間隔でスタートする、ある意味タイムアタック方式とも言えます。当然予選をするでしょうから決勝は速い人順にスタートすると思うのですが、不思議なことに前のバイクに追いついて追い抜くケースがあります。多いと3,4台が絡んで走っています。安全性が高められているサーキットとは違いますので、ブロックなどはせず、速度差があるときはサクサク抜かせていくところがちょっと特徴的なレースと言えます。
今回のDVDの特徴は、
・Disc 1にZERO TT(電動バイク)以外のレースを集め、Disc 2にZERO TTとイベント等の映像を納めていること。
・Disc 1の収録時間が3時間から3時間半に延びていること
・オンボードカメラの映像が増えたこと(2輪は前方、後方、カウル内からハンドルとライダーの
ヘルメットが映る位置、右ハンドルが映る位置。サイドカーはパッセンジャーのいる場所から前方と後方)
・コースに設置されたカメラのポジションが2010年よりよくなっている。
・映像がクリアになっている(オンボードカメラが汚れたり虫が飛んできたりしたのはご容赦)
といったところ。 また映像の見どことは以下の通り。
・サイドカーのカメラの位置が地面すれすれなので、体感速度が非常に高すぎる。
・解説者「ブレーキレバーに風通りの穴が空いているのに注目
さもないとこの速度でフロントブレーキが動いてしまう。」
(ちょうど水を飲んでいるときだったので吹きそうになりました)
・熱源探知カメラでピットインしたところを撮影したところ、リアタイヤが120〜130度まで熱くなる。
・サイドカーはライダー、パッセンジャー、車体合わせて350kg前後。なのに250km/hも出てしまう。
カーブを曲がるときのパッセンジャーの動きに注目。
・「バラフブリッジ」と呼ばれるシケインになっている所は名前の通り小さな橋がかかっており、
1速まで減速するが、バイク、サイドカー関係なくジャンプします。
・反対に「ボトムオブバーガロー」と呼ばれる地点ではサスペンションがフルボトムする地点
・解説1:フロントブレーキとスロットル両方を操る右手に注目だ
解説2:開けっ放しだよ
解説1:(笑いながら)確かに!動かしていない
・オンボードカメラを積んでいるバイクがリアを滑らせて転倒。それを前が走っていたバイクの
オンボードカメラ、コースに設置していたカメラが撮影するというちょっと変わった光景。
コースの両側はブロックがあり、幸運にもそれらにぶつかることなく怪我がありませんでした。
・日本人ライダーがコースの途中でバイクが暴れる。それを観客が口を丸くしポカーンとした顔で見送る。
2010年より映像が綺麗かつツボを抑えたものになり、2010年以上に楽しめました。マン島TTを初めて見る人だけでなく、2010年のを見た人にもお勧めです。
ちなみに身近なところで同じような体験ができないか考えてみたのですが、300km/h近くで走れるマシンでグランツーリスモ 5の東京都内を走るコースや車線が2車線したないコースを走ると、これに近い感じが得られるかと思います。