マンキュー経済学〈2〉マクロ編と比べて、語って聞かせるような分かりやすい例え話が無くなり、数式を見て理解してくださいって感じなので、マクロ経済学のさわりが知りたいんであって細かいことなんか知らねぇよって人だとか、経済学なんぞ興味ないのに無理矢理やらされてるって人とかは読んでて眠くなると思います。ガチで学びたい人向きです。ただ、(和訳本によくありがちですが)章末問題になぜか答えが付いていないので、そこら辺は、英語のサイトをめぐって答えを探すなりの努力が必要です。
PとかI(r)とか文字式や数式がひたすら出てきますが、分かりやすくて詳しい解説があるので、普通に読んでて分からないってことはほとんどないと思います。分数の足し算引き算掛け算割り算だとか、式の代入が理解出来れば、本書の内容は大体理解できます。
本書内で使われるテクニックは1階の常微分(高校で習う微分)までです。
文字での説明が主なので、理系の方には少し文章がうっとうしいかもしれません。
数式でマクロ経済学を抑えてしまえば色々なことに応用できて、経済政策のニュースなどが耳に入ると今後どうなっていくのかの予想が立てられたりなど、日常がなかなか面白くなりました。今のタイミングで増税なんてやったらどうなるのか、なんてことも分かっちゃったりします(あくまで学部レベル(静学)のマクロの話ですが…)。
マンキュー経済学〈2〉マクロ編が具体例中心なのに対し、本書は抽象的なものが中心なので、マクロ経済学を全く知らないような初心者の方は本屋で薄いマクロ経済学の新書だとかを読んで全体像を掴んでから出ないと、いきなり抽象の世界は苦痛かもしれません。試しに本屋で本書の第2章を読んでみて、理解できないようであれば本書の完走はキビシイと思います。
続編はこちら→
マンキューマクロ経済学 2 応用篇 第3版