経済学を最初に基本的な考え方をどこから学んでいいかというとこの本から始めるのがベストと言えるでしょう。
まず本書の骨子を説明すると
1.イントロダクション
2.ミクロ経済学
3.マクロ経済学
の3つから構成されています。
特に1.は経済学をこれから始める方には最重要でして、
経済学の十大原理
経済学者らしく考える
相互依存と交易(貿易)からの利益
をしっかり身につけるべきです。
何故ならばこれらの経済学の基本中の基本を身につけると他書を読む場合でも応用が利くからです。
日経新聞を読む場合でも今までよりも深く洞察する事ができます。
何よりもマンキュー経済学が世界一読まれているのは各々の経済事象を身近な事柄に置き換えて、
親しみやすく且つ楽しんで理解できるからです!
そして各章毎に復習問題を用意しています。
やはりこれらは各章を読み終えたら早急に解いてみてわからなければ、また本文に戻って読み直す作業を
必要とします。これは著者のマンキュー自身が強調している事です。ノートを1冊準備してください。
水準としては経済学初心者用に開発されたコア・テキストです。加減乗除とグラフの読み方さえわかれば
誰でも読めます。
これを実行するとやたら骨が折れる、労力の要る本だと思われるかもしれませんが、実際様々な経済学書を
何十冊と読んでいくよりも近道と私自身実践してみて実感していますし、この点に関しては自負があります。
まず本書で経済学の基本を身につけて、徐々にレベルの高い経済学書を読む方が結局は近道になります。
いきなり難しい事を複雑な事を実行するよりも簡単な事柄を1つ1つマスターする方が応用も早く身につく事は
池谷裕二氏が解説した脳科学の論文でも実証されています。
是非基本を身につけて新たな経済学の世界へ飛び込んできて欲しいものです。
ミクロ経済学の項目に「供給の減少が均衡に与える影響」というグラフがあります。
これから原油高が食品物価を上昇させる要因というものを視覚化して理解できる。一度学んだ事柄を
現実の経済問題に置き換えて考えてみるのも興味をそそります。