金融業に身を置きながら、なぜかお金持ち関係の本を避けていたところがあるのですが、そうした私の考え方を一変させてくれた本です。
この本で、小さい時からの足跡を追うことで、彼の投資や人生に対する考え方を知ることが出来ました。
バフェットはビルゲイツ夫妻の財団に4兆円もの寄付をした人です。
以前そのニュースを聞いた時は、もう使い切れない富を手に入れたから、金持ちの気まぐれでそうしたのかな位にしか考えていなかったのですが、それが大きな間違いであることが分かりました。むしろ彼は、それまでもずっとそのように生きて来たのだ、ということを知りました。
「金持ちになることには興味がない。お金が増えるのを見るのが楽しい。」と言っています。
本人は、会社から10万ドルの給料だけもらって質素に暮らしています。
不思議なことに、彼からは、多くの金持ちが強く持っていそうな、お金に対する執着心やお金を失うことへの恐怖心のようなものが感じられません。
バフェットは、超割安で、一生売らなくてもいい位の長期リターンが期待出来る会社に投資して来ました。
実際に投資した後は、経営者に対する信頼、善良な人々を助けたいという心で接しているような気がします。人間を超越した存在のように感じられます。
こういう人が、本当の大金持ちになっていることに対して、何となくうれしく思います。