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マンガ狂につける薬 二天一流篇
 
 

マンガ狂につける薬 二天一流篇 [単行本(ソフトカバー)]

呉 智英
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『デトロイト・メタル・シティ』と『ドグラ・マグラ』を読めば社会が引きこした矛盾が浮び上がり、『やる気まんまん』と『好色一代男』から艶話という大衆娯楽の形が見える。マンガを読んで活字を知り、活字を読んでマンガを知る――評論家・呉智英がつなぐ、マンガと活字の懸け橋。雑誌『ダ・ヴィンチ』の長寿連載「マンガ狂につける薬」の単行本化、第四弾。

内容(「BOOK」データベースより)

『デトロイト・メタル・シティ』と『ドグラ・マグラ』をあわせて読めば社会が引きこした矛盾が浮び上がり、『やる気まんまん』と『好色一代男』から艶話という大衆娯楽の形が見えてくる。雑誌『ダ・ヴィンチ』の長寿連載『マンガ狂につける薬』の単行本、第四弾。評論家・呉智英がつなぐ、マンガと活字の懸け橋。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 221ページ
  • 出版社: メディアファクトリー (2010/12/1)
  • 言語 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4840135967
  • ISBN-13: 978-4840135962
  • 発売日: 2010/12/1
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 347,896位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By MAS VINE™ メンバー
呉夫子が月刊誌『ダ・ヴィンチ』に連載中の漫画・書籍評論の単行本化。
夫子のライフワークというべき漫画評論だけあり、採り上げる話題の幅は広く、
かつ、ほぼ戦後漫画史全域を網羅する位の時間的幅まである。
長期連載ではあるが、連載開始以来のスタンスが全く変わっていないのは、
夫子の思想の確立の度合いの表れだと素直に賞賛したい。

とはいえ、月刊誌連載だけあり、その話題の広汎さが、
却って散漫さになっていると感じられることもあるのは、痛し痒しというべきか。

評論としても勿論面白いが、この一冊を手帳代わりに、
古書街や図書館を巡ってみるのも一興ではないだろうか。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
近年の呉智英氏は、マンガについて通俗的な力のある作品を評価することが多いような気がします。

もともとペンネーム自体が水滸伝の呉用とドグラマグラの呉一郎からとったようで、通俗と高踏双方に軸足を置きたいという考えがあったと思いますが、最近は年間ベストなどの選択でも、通俗の重視が顕著なようです。

しかしながら、本書を読んでいると、倉科遼、どおくまん、村田ひろゆき、横山まさみち等のマンガについて、著者本人が心から好きなのかなという疑問がどうしても出てしまいます。好きでない作品を別の観点から評価して悪いということはないのですが、読んでいて迫力に欠けるというか、面白みが足りない気がするのです。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『ダ・ヴィンチ』誌上で06年6月号から10年9月号まで連載された
『右手に活字、左手にマンガ』の書評。
二刀をもって世の中の事象に斬りこんでいるのだが、
相変わらずその切り口は、斬新でありながら奇をてらわない。

何より感じられるのは、活字、マンガを生み出す作家たちの
優れた仕事ぶりに対し、著者がみせる敬意と優しさである。
この敬意と優しさこそが、
「『洪水のように出版される』本に埋もれそうになる優れた作品を
 世に紹介したい。」という著者の姿勢を支えている。

敬意と優しさに支えられた姿勢は、
著者の明晰な論旨展開、読みやすい文章によって読者に伝えられる。

その、余りの明晰さに対して、
『文章技術半人前、自己顕示欲人一倍』のオタク評論家の中には
捨て台詞のように、退屈だとか、平板だとか言ったりする輩がいる。
こういう人たちにはせっかくの薬も効かないよね。
病気であり続けることが唯一の存在意義だったりするから。

但し、薬は薬。それのみで生きていくことはできない。
後は、生きていくために、本書で紹介されている作品を
片っぱしから食べることが大事なのだろう。
お口に優しいスイーツ(笑)ばかりじゃないから、
胃もたれするかもしれないけど。
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