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マンガ最終戦争論 (PHPコミックス)
 
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マンガ最終戦争論 (PHPコミックス) [単行本(ソフトカバー)]

江川 達也
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

黒船来航から現代の外交問題まで、江川達也が日本外交史を斬る!!
外交とはつきつめて言えば、世界平和への手続きである。世界平和という、人類にとって不変のひとつの問いに対して、別々のアプローチで活動を続けた男たちがいた。それが、満州事変の首謀者でもある陸軍将校・石原莞爾と童話作家・宮沢賢治である。ふたりの波瀾の人生と意外なつながりを追う。黒船来航から満州事変、そして第二次世界大戦と、日本外交史上最も激動の時代に世界平和を実現するためのビジョンを描いていたふたりの思想を紹介しながら、同時期に動いていた歴史の流れを詳細に解説。政治討論番組などでもコメンテーターとして活躍する江川達也の、歴史認識のあり方や外交問題への提言、教育問題への提言などがふんだんに盛り込まれた意欲作!!

著者について

漫画家

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 288ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2012/1/21)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 456979596X
  • ISBN-13: 978-4569795966
  • 発売日: 2012/1/21
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By xen
江川先生の過去の作品が好きで購入しました。

タイトルからして石原莞爾の最終戦争論をマンガで解りやすく描いたものかと思ったんですが、そうではありません。
(詳しくはお読みください)

江川先生の主観が入りすぎて歴史マンガとしてどうかなと思う部分があるのと、"八紘一宇"を理想とした人物として宮沢賢治にもスポットライトがあてられていますが、
テーマの本筋からしてそこまで深く触れる必要も無く、代わりにその空いたページでもうちょっと石原について掘り下げて欲しかったかなと思います。
(後半ちょっと駆け足な気がしたので)

しかし、非常に読む価値のある一冊だと思います。
学校で教えてくれる知識だけでは、石原は『アメリカとの最終戦を予想し満州国を作り上げた悪い軍人』
みたいなイメージがつきがちですが、石原の描いた八紘一宇を解りやすくマンガにする事で石原が平和の為に満州国を作ろうとしたという事や戦後の活動など
学校では教えてくれない歴史をつついてくるあたりが江川先生の元教育者としての上手さかなと思います。

またこのマンガを通して最終戦争論に興味を持ち、知的好奇心が膨らむ方が増えればいいなと思います。
(自分で調べてみる事でどういった形で江川先生の主観が含まれているのか分かるのも楽しみの一つかと)

あと、漫画家としての江川先生の腕前はやはり素晴らしいです。
素人が言うのもなんですが手の抜き方が非常に上手いと思います。
要領よく描きつつも非常にインパクトのある構成になっていて非常に好きです。

以上を踏まえて星3つをつけさせて頂きます。

最後に拙い文章である上に、携帯からの投稿で改行など多々お見苦しい点があると思いますがお許しください。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Japan-watch トップ500レビュアー
内容自体は読んでのお楽しみだが、
この種の「文明の原点論」については
今後増えていくと思われる。

石原莞爾は、軍部での行動を知っている人は
多くとも、彼の予備役以降を知っている人は少ない
ので、人物像が新しくなるかもしれない。

(個人的には石原莞爾は全面肯定はしないが…)

いま、この時代にあって日本と西洋、そして
機能する思想と、世界をダメにする思想について
再検討する時代に入っている可能性はある。

個人的には極めて面白く、かつマンガであることで
わかりやすいのが素晴らしい。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By cobo
このマンガは石原莞爾と宮沢賢治を主人公にしている体をなしていますが、圧倒的に石原莞爾にその分量を割いています。そしてその思想の背後にある法華経の視点から、もしくは石原の先見性の正しさから、石原が偉大であり、正しく、歪められた考えや知識を正すことが出来るようにちょっと扇動的に描かれています。

石原の考えに乗っ取っていれば、彼の考えを充分に周りが理解出来ていれば、日本は戦争に負けることも無かったですし、江戸時代は素晴らしい楽園のような時代であり、日本は最も素晴らしく世界を征服するに値する国家である(かなり過激な意見だと思いますけれど)、という主張を、江川 達也氏が言っているように聞こえます。

そして、その素晴らしい日本であることを誇りに感じる人に、日本人であるということでアプリオリに素晴らしいという考えの方に、とても喜ばれそうな内容になっています。

石原が指摘すると別格に都合良く聞こえますけれど、やはり陸軍の中での規律が乱れていた事、そしてそれを石原も充分理解し、自分も満州国にてそのことを利用していたことを『大義のため』と称して戦乱を起こしていたことは知れて良かったです。後輩である武藤章に全く同じ行動を起こされて結局困る石原は他者の考えも理解するつもりもなく、「正しい」から良い、と言う拡大解釈に、同じ轍を踏む過去の自分に、負けるのが哀れとも言えます。

近現代史をある視点から(石原莞爾・法華経・江川達也史観)コンパクトに纏められていて面白いと思いました。そういう意味では江川さんのマンガは面白いですし、本当にタイトに出来上がっていて面白いです。

敗戦当時のことや、近現代史に興味のある方にオススメ致します。
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