今回は愛徒とせなの旅行話がメインで、それ以外の話を脇役たちが固めるとそうした構成でした。それそろキャラも増え、それぞれの掘り下げが必要な時期。極めて適切な構成であったと、そう思います。
せなはもう、完全に愛徒に惚れてますなあ。これまで自分で必死にそのキモチを否定していたものの、それもとうとう限界に来てしまった模様。まあ愛徒を2人っきりで行く旅行に誘う時点で、もうその心根は傍目には透けて見えているというものですが。せな、幸せになれるといいなあ。――愛徒は、ハーレム希望らしいけど。
他の漫画家達、編集長に編集者、そしてアシスタント。愛徒を取り巻く者達の悩みや苦労が、今回はどれも面白く読めました。せなの時も思ったのですが、みはりはこれもう学生時代に愛徒に落とされてますね完全に。本人がそれを認めたくないだけ、愛徒はバカだけに恋愛関係の言い回しがストレートなので、"そういうの"に弱いタイプの女の子はひとたまりもないのでしょう。……悔しくなんかないやい。
愛徒がたまーにいいことや凄いことをやっていて、でも普段は足須さんに蔑まれることばかりをしているという、この漫画のお約束は今巻でも健在。このバランスが崩れない限り(一時期崩れかけましたが……)、この先も安泰でしょう。9巻も、大いに楽しみです。