と、新キャラ黒井せなが足須さんに劇中で言っていましたが、まさに全編「そんな感じ」で纏められそうな感じです。
キモい、エロい、直情的で思っていることを隠さない。
女だらけの、可愛い子だらけの職場でなお、風羽さん以外には基本そんな性格故に引かれている愛徒。他のマンガ家にはバカにされ、足須さんには呆れられ、音砂編集には怒鳴られ、殴られる……でも何故だろう、読んでいて愛徒に感じるこの敗北感は。
妄想だけで人生幸せ、夢を見るに足る可愛い女の子が傍にたくさんいて、下心のままに行動して殴られてもお釣りのくるだけのオイシイ思いもしている。
拾ってきた猫、決して友達ではない他のマンガ家に、カッコつけなスーパーアシスタント、人間関係を複雑にしつつ自分の連載のパンツマンガは遂に単行本が出たりと、その人生も客観的に見れば順調そのもの。勝ち組じゃないの、愛徒ってば……。
愛徒のいい話もちょっぴりあります、(基本キツ目の)女性陣の可愛い面の見れる話もまたちょっぴり。「大変そうだなぁ、羨ましいなぁ、でもこうはなりたくないなぁ」とか思いつつ、にまにまとしながら最後まで読めること請け合いです。