こんなに中身の濃いインタビュー集って、滅多にない。面白かった。さすがロッキング・オン。
どのインタビューを読んでも、マンガ家の志(こころざし)の高さに驚く。
彼らの創作への熱意はものすごい。(ただし江口御大だけは、ちょっと印象が・・・違うかも。)
面白かったのは、すべての作家に共通している、商業主義への同意。
マンガ家は読者に支持される作品を描かなければならない。読者に支持されなくなったら表舞台から退場しなければならないと言っている。11人の作家全員が同じ意見。すごい人たちだ。自己満足はあり得ないのだ。
だからマンガ家にとっては、週刊誌の連載は神聖なことなのだ。
またマンガ家は自分が誰から影響を受けたかを饒舌に語る。そして先達への敬意を隠そうとしない。
更に商業誌で勝負するかぎり、ベテランも若手もなく競争し、そこでの勝利の喜び、焦り、新たな才能への嫉妬等、隠そうとしない。こういう業界って他にあるだろうか。
いやあ、独特の世界ですね。
マンガ家が棲んでいるのは、純粋で残酷な世界だ。
日本のマンガ産業が強い理由がよくわかります。
子どものころ好きだったマンガを思い出しました。