小学生の女の子が、転校を機に花札部に入部するところから始まるストーリーに沿って、花札のルールを丁寧に解説してくれています。書店で立ち読みした渡部氏の本が少し解り辛かったので、こちらを購入したのですが正解でした。
小学生の子供達が主人公なので、読み辛い漢字にはルビがふってあり、オールカラーなので札の特徴も掴みやすい。監修の山本氏は学童保育等で昔ながらの遊びを普及してる方らしく、その気配りが本の随所に見られます。おそらくこれなら小学生でも理解できるでしょう。一冊あれば家族で共有できます。
花札の本自体、それほど数が多い訳ではないので、こういう幅広い年齢層に向けられた本は貴重です。解り易さなら、現行の花札の本の中で一番ではないでしょうか。花札を見た事も触った事もないという、完全な初心者の人にもオススメの一冊です。
尚、イカサマ等の花札のダークな部分には触れられていません。それらの情報は渡部氏の著作に詳しいです。