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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
重厚、かつ、スピード感あふれる大作,
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レビュー対象商品: マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
前作「マルドゥック・スクランブル」を超える超大作。読後、しばし呆然としました。 独特の文体に、最初、抵抗を感じるものの、しばらく読み進めると、逆にハマッていきます。 というのは、スラッシュ多用のこの文体は、アクションシーンにおいて特に効力を発揮します。 通常の文体に比べて情報量が圧倒的に多く、まだろっこしい場面説明に文章を費やすことなく、 スピーディーかつスリリングにアクションシーンを展開させます。 これが実に心地よい。 ある意味、映画以上に、ビジュアル的な手法であると思いました。 テーマがテーマだけに、吐き気をもよおすようなシーンもありますが、 前作以上に、登場人物たちの造形描写も鋭く、重厚感あふれる作品。 前作をお読みの方は、ぜひご一読を。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
新しい切り口と文体で武装した続編,
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レビュー対象商品: マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
マルドゥック・スクランブルの前日譚にあたる、ボイルドとウフコックを中心とした物語です。他のレビューにもあるように、文体はやや特徴的ですが、慣れてしまえばこれほどスピード感と臨場感がある文体はありません。 物語は前作でバロットを救ったオーナインの機関がいかに成立したのかというところから始まります。 ボイルドを初めとして、そこに参加する個性豊かな”被験者”達は見ていて飽きません。 アニメで例えるなら『攻殻機動隊stand alone complex』の公安9課の様な精鋭部隊です。 この被験者達がだんだんと陰謀に巻き込まれていく訳ですが、そこには独特の文体で描かれる戦闘シーンと、 刑事ドラマのようなミステリーやサスペンスが織り込まれていて、前作とはかなり雰囲気が違います。 マルドゥック・スクランブルの話を意識して読むと多少の裏切りがあるかもしれませんが、それを補って余りあるほどの読み応えです。 マルドゥック・スクランブルの世界観をより魅力的なものにした本作は是非読んでもらいたい作品です。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
刹那的なスピード感,
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レビュー対象商品: マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
ダッシュとスラッシュを多用した文章は慣れるまで読みづらく、また、序盤で主要キャラクターがたくさん登場するので、とっかかりはあまりよくありません。最初さえ我慢すれば、残りは面白く読めると思います。この物語の結末を知っているせいか、09メンバーが成果を挙げて法案が軌道に乗れば乗るほど、いつか待っている破滅が頭をよぎって哀愁を感じてしまいます。ダッシュやスラッシュを多用しているために生まれるスピード感が、登場人物たちの刹那的な人生を暗に表してるんじゃないかと感じました。 次が楽しみです。
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