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21 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
戦うということ、生きるということ,
By kid0909 (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
主人公ルーン・バロットは、一巻終盤でこういう。『Now Here(ここにいる)』と。著者が脚本その他を担当した、ロボットアニメ『蒼穹のファフナー』でも同種の描写がある。 冲方 丁にとって、『生きる』ということは存在をアピールすることであり、それ即ち価値観を持つことで、それはいずれ『戦う』ことに発展する。 『戦う』のは何も力をぶつけ合う事ではない。 意見を交わすことも、知略をめぐらせる事も、言ってみれば、生きることはそれ自体が戦いだ。 こういう主張が強く渦巻いている。 これは戦いの物語。戦って、感じて、学んで、成長する物語。 虚ろだった少女が、ラストでは立派でかっこいい女性になってるではないか。 それが何より印象的で、緻密な描写もすべてそこに収束する。 その世界、ぜひ一読あれ。
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白い!!,
By hiyoko (北海道札幌市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
冲方丁氏の『マルドゥック・スクランブル』の第一巻です。少女娼婦であるルーン=バロットは、賭博師であるシェル=セプティノスに囲われている身ですが、ある日バロットは自分の偽造身分を知ろうとしてシェルに殺されそうになります。 瀕死の重傷を負ったバロットは、その後のパートナーとなるウフコックやドクターに助けられますが、生命保持のため "マルドゥック - 09" という緊急法令によって禁忌とされる科学技術を利用した体に改造され、その特殊能力を如何なく発揮します。 誰も自分を愛してくれなかったという傷を負った彼女は、ウフコックやドクターと共にシェルを法的に裁くために動きますが、逆に命を狙われるはめになります。 本書の面白さは、新しい能力を手に入れたバロットの活躍と、ウフコックという特殊な相棒との心の触れあい、シェル側の人間(?)であるボイルドとの対決など息をつかせぬアクションにあります。
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
これは、少女と銃の物語,
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レビュー対象商品: マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
・・・・と、著者があとがきで述べていた。この「銃」ってのが曲者で、武器であると同時に少女の相棒(金色のネ ズミ!)だったりする。少女は銃を取る理由を探していて、銃は自分が 武器たる理由を探している。そして、二人は自分がそこにいる自由を守 るため、それぞれの理由で、お互いのために戦うことを決意する――― きっちりと組み上げられたSF的な世界観とあわせて、どっぷり浸かると
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