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マルチチュード 上 ~<帝国>時代の戦争と民主主義 (NHKブックス)
 
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マルチチュード 上 ~<帝国>時代の戦争と民主主義 (NHKブックス) [単行本]

アントニオ・ネグリ , マイケル・ハート , 幾島 幸子
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,323 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

マルチチュードとは何か。グローバル化に伴い登場しつつある、国境を超えたネットワーク状の権力“帝国”。この新しい権力の形成途上で生じる終わりなきグローバルな戦争状態への抗議運動は、それぞれの特異性を保ちながらも、共通のネットワークを創りあげる。権力と同型の、ネットワーク状の形態で闘う多種多様な運動の先に、グローバル民主主義を推進する主体=マルチチュードの登場を予見する。“帝国”論の新たなる展開、ついに日本語版登場。

内容(「MARC」データベースより)

「帝国」にどう対抗するか。グローバル民主主義を推進する主体=マルチチュードがいかに形成され、人びとが日常生活や労働活動において持つ能力と知識によって、それがいかに活気づけられるかを明らかにする。

登録情報

  • 単行本: 335ページ
  • 出版社: NHK出版 (2005/10/30)
  • ISBN-10: 4140910410
  • ISBN-13: 978-4140910412
  • 発売日: 2005/10/30
  • 商品の寸法: 18 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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54 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「主権対帝国」という二項対立ではないオルタナティブとしてのマルチチュードの可能性を考察する。しかし具体的は話になればなるほどうなずきがたい部分が多い。例えば、著者らは恐らく「参加型予算システム」をオルタナティブのひとつとして評価していると思われるが、いくら民衆の直接参加がなされているとはいえ、それは実際には法による規制があるから機能しているのだ。生協運動などもそうだが、資本を国家権力によって規制するというやり方以外での、自主管理、連帯の方法を我々はまだ見出せていないのだ。つまり、主権を排したオルタナティブ的な社会編成論をたてることは、結果的に資本蓄積へのブレーキを奪い去ってしまう「反動」にいたる危険性がある。このように本書は全体的にネオ・リベラリズム・グローバリズムに楽観的である。昨年、ネグリは新自由主義的な欧州憲法批准に賛成を呼びかけ、否決したフランスを非難した。理由は、ネグリ・ハートにとって、労働者の権利が侵害され、社会保障や公共サービスが切り捨てられていくことよりも、主権」を超えることが重要だからだろう。本書は最後に「愛」で締めくくられているが、ああ、抽象的なマルチチュードなるものに著者の愛はむけられているとしても、新自由主義で切り捨てられていく具体的な個人には関心がないのだなあということは良く分かった。前著「帝国」はグローバル化による国民国家の変容と、「帝国」論を結んだ点で面白かった。が、話が具体性をますほど、陳腐になる。
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58 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By daepodong VINE™ メンバー
形式:単行本
 邦訳が待たれていた「帝国」の続編です。原書の出版からとても迅速に翻訳されたと思います。ネグリ/ハートの本がNHK出版から出るというのも時代を感じます。
 文章は自然で読みやすい日本語です。本書は読みやすい文体が採用された「帝国」よりもさらに読みやすくなっています。週末の二日あれば十分読み切れるでしょうし、大学生以上の方なら問題なく理解できると思います。これはたくさんのひとに読んで欲しい、という著者らの意図的な執筆ポリシーでしょう。翻訳についても一言しておくと、「帝国」の翻訳者が監訳しており用語が統一されています。内容は、第一部「戦争」で、戦争が例外状況ではなくなっており、<帝国>の管理の手段と化している現実が暴露されます。第二部「マルチチュード」でグローバル時代の資本主義の分析と、なぜマルチチュードの主体が「非物質的労働者」なのかがマルクスを引いて説明されます。そして最後の第三部で、民主主義の確立が急務であり、それはマルチチュードによる<共>の生成を通じて可能となることが力説されます。
 本書は著者らが最初に断ってある通り「哲学書」であり、具体的な改革が提言されているわけではありません。しかし、著者らの政治姿勢に共感するしないを問わず、細部に渡って教えられることの多い書物だと思います。「帝国」を読んでいることが前提されているようですが、本書が初めてでも十分理解可能です。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
グローバル化というのはどういう事か。
アメリカの先導する世界経済征服計画のことではない。
あらゆるものの全地球化のことである。
ヒト、モノ、カネ、情報などすべてのものが全地球的に循環するグローバルの状態は、
戦争さえ循環させる。
それがマルチチュードだと僕は理解した。
ある特定の地域の紛争だと思っているものは、平和だと持っている別の地域の戦争でもあるのだ。
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生政治に向けて
ネグリ/ハートは、マルチチュードによる生産的な<協働>(cooperation)を呼びかけている。マルチチュードは、一種の<抽象機械>として、潜在的なレベルで触発... 続きを読む
投稿日: 2005/12/12 投稿者: 永澤 護
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