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まず気になったのは“事件を強制的に終結”する力。なんだそりゃ?と思いつつ、本を購入してみるとなるほどと納得。言葉で、説明するのは難しいのですが、とにかくそこのところは、読めばご理解いただけるかと思います。本当に“世界の法則さえ捻じ曲げて事態が解決”してしまいます。だから、マルタ・サギーは強制的な「名探偵」なのです。
カードゲームが中心に置かれていて、そのバトルでもあるのかとも思われるかもしれませんが、少なくともこの話の時点では、そんなことはありません。むしろ、カードゲームっぽくありません。ですが、カード自体は、物語の構成上とても重要な位置を占めています。とりあえす、ファンタジーで冒険もの程度に捉えておいてよいかと思います。
最初、マルタは冷めている系の主人公なのかと思っていたのですが、読み進めていく内になんだか、妙に少年らしい、主人公らしい、純粋っぽいかわいらしい一面が見られるようになってきます。推理はしない(出来ない)、捜査はしない(出来ない)、だけど、解決だけはする『名探偵』がこれからどのようになっていくのか、楽しみです。
(もちろん読み終わっても新たな謎はたくさん残ります。待て次回作!)
話がテンポ良く進むからあっという間に読めまーす。
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