僕が、自転車レースやマルコパンターニのことについて予備知識のない門外漢だからでしょうか? この本、けっこう面白く読了しましたよ。
こういった本でも、読まれる方はマニアだけとは限らないと思いますので、その世界への初心者の入門用としては、悪くないと思いますよ。
翻訳本には、原文と違って訳されて訳者の意向やニュアンスが強く出ていたりすることが結構あるようですね。得てして、訳者が著者や原作に過剰に思い入れしている場合や、専門的な著作において、その道の専門家が語学力が不十分なのに訳してしまった場合に多いようです。
そういった観点から見れば、訳者が自転車レースやマルコパンターニについての知識が不十分だったとしても、日本語として成立していて、きちんと誠実に訳されていた方が読む方としてはありがたいと思うわけです。