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マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)
 
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マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫) [文庫]

マルクス , エンゲルス , Karl Marx , Friedrich Engels , 大内 兵衛 , 向坂 逸郎
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「今日までのあらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である」という有名な句に始まるこの宣言は、階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明らかにしたマルクス主義の基本文献。マルクス(1818‐83)とエンゲルス(1820‐95)が1847年に起草、翌年の二月革命直前に発表以来、あらゆるプロレタリア運動の指針となった歴史的文書である。

内容(「MARC」データベースより)

1848年共産主義同盟の綱領として発表された、共産主義とは何かを解き明かした「共産党宣言」。初版を底本にその誕生の最初の姿と、前史となる「共産主義の諸原理」を詳細な訳注と共に収める。〈ソフトカバー〉 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 116ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1971/01)
  • ISBN-10: 4003412451
  • ISBN-13: 978-4003412459
  • 発売日: 1971/01
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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61 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:文庫
註は同じような文章が各国語版いくつか並んでおり、また、
序文も同じようなものなのだが各国語版、いくつか書かれている。
このようなことから考えると、どちらかと言えば歴史書として
読まれることを想定したものと思われる。内容について言えば、
まず現代から見て時代遅れであることは間違いない。
産業革命時代のブルジョアと労働者なのだから当然である。
だが、人間がまるで機械のようになっていき、人間関係までもが
希薄となっていく様子を危惧していることについては現代に生きる
我々もよく考える必要があるのではないだろうか。
その点ではマルクスの主張する共産主義というのはその時代の人々が
必要としていたのではないか、と思えるところがある。
共産主義と言うと危険な先入観を持った人も多いのではないだろうか。
実際に私もそうだったがこの本を読んで、決して一部の変わり者が
唱える理屈ではないことが分かった。是非一度は読んでみることを
お薦めする。
このレビューは参考になりましたか?
41 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 石岡岩石 VINE™ メンバー
形式:文庫
 素人が二時間ほどで再読してみたが、この本は大体次のようなことを言っているようだ。即ち、社会は様々なグループに分かれているが、本質的な区別として階級があり、この階級間では争いが起こるものである。また、社会は歴史的に段階を追って発展するもので、先進地域である欧州の近代ブルジョワ革命は内包する矛盾(資本による人間疎外)があるから崩壊し、その後にやってくるのはプロレタリア階級独裁国家である、と。

 この本から見る限り、自由と民主主義は共産主義も目指すもので、それを実施できるのはブルジョア階級が独裁するであろう資本主義ではなくプロレタリア階級が独裁する共産主義であるようだが、今までに出現した共産主義はそれを実施できそうもないことはソ連の崩壊が示している。

 しかし、このことは共産主義が頼りない存在になったことを意味していても、この本が指摘している矛盾が無くなったことを意味してはいないし、現実にこの矛盾は満ち溢れ、今後も増大していくように思える。

 この本が予測した内容はさておいて(大体予測は当たらない)、その考察自体には学ぶべきところがあることを忘れてはならない。
このレビューは参考になりましたか?
80 人中、58人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
マルクスの名前や共産党という響きは、どうしても暴力革命を連想させます。社会主義国家建設という20世紀の壮大な実験は失敗しました。従来通りの革命運動を繰り返そうという人は、もうどこにもいないでしょう。でも、だからといって、資本主義が正しかった、ということにはなりません。世界の富の配分は相変わらず極端にかたよっています。世界は勝ち組と負け組にわかれ、その修復は不可能のように見えます。負け組みとなった人たちの悲惨な状況は、ご承知の通りです。それでは勝ち組となった人たちは幸福なのかというと、必ずしもそうではなさそうです。資本主義社会で生き残るためには勝ちつづけなければなりません。利潤追求こそが生命線です。自然環境に狂いが生じていることは明らかですが、こんな!問題にかまけて負け組になったら取り返しがつきません。資本主義の超大国アメリカが<京都議定書>を嫌うのは当然過ぎることです。ーーわが亡きあとに洪水はきたれ。

21世紀こそ本当の意味で資本主義体制の是非が問われる世紀です。これまでのところ資本主義に修正を加えながらなんとかやってこられましたが、今後更に飛躍的に膨張するだろう経済活動を思うとき、従来どおりの修正だけで、本当に21世紀が乗り切れるのでしょうか? 一度死んだはずのマルクスが復活する理由が、ここにあります。資本主義体制を彼ほどラディカルに(根源的かつ徹底的に)分析した人はいないからです。

「共産党宣言」も歴史的な産物ですから、アラ捜しすることは容易です。それでも巨視的に見れば、マルクスの考察は今も妥当だと思います。ーー自分の昔を振り返ってみて、マルクスを理解するための最大の障害は、偏見、です。でも、この偏見さえ取り除けば、どなたでもマルクスが非人間的どころかとてもヒューマンな思想家であることを納得されると思います。

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