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最も参考になったカスタマーレビュー
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
入門書というか導入書,
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レビュー対象商品: マルクスのかじり方 (単行本)
マルクスといえば、教科書の厳めしい写真と、共産主義の提唱者ぐらいの知識しかなかった。しかも、共産主義は、本書に指摘があるように、特権階級による支配といった誤った認識を持っていたようだ。青年マルクスがその人生をかけて作り上げた資本主義の向こう側。本書は、その思想のほ〜んのほ〜んの一端に、微かに触れることができる。入門書というか導入書。共産主義だけでなく、唯物論や、弁証法についても分かりやすく解説しているとともに、学ぶ事の大切さを熱く語っていたりする。学生時代にこういう先生の出会えていたらなぁ と見当違いの感想を持ってしまった。 本書を契機に、マルクスの著書に取り組んでみたいところではあるが、しばらくは本をさわって愛でるぐらいしかできないかも。確かに勉強の時間はつくるものなんですけどね。・・・
20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
マルクスの全体像へ接近する一歩として,
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レビュー対象商品: マルクスのかじり方 (単行本)
まず、『マルクスのかじり方』というタイトルと、みょうに可愛い、マルクスのイラストから、 従来のマルクス本とは一線を画す雰囲気がうかがえる。 じっさいの中身はどうだろうと、読み進めていくと、 思った以上にさくさくと読めてしまう。 著者の語り口がとてもやさしく、切り口もおもしろいからだ。 そして、読んでいくうちに、 マルクス(の生き方や生み出した学問)を知っていくことは、 現代日本に生きる自分自身が、いったいこの社会とどう向き合い、 生きていくのか、ということを深く、また豊かに考えることに つながるのだ、と思わされた。 マルクスは、何より、 目の前の現実の『変革者』として生きた人だから。 著者は、昨年、大学の同僚であった内田樹氏と 『若者よ マルクスを読もう』(かもがわ出版)を出しているが、 本書は、よりやわらかい歯ごたえの、入門的な内容となっている。 3章では、著者の大学でのゼミ生が『資本論』をかじっているが、 「商品論」の難しいところに悪戦苦闘しながらも、 「わかる部分が発見できる楽しさ」が、じわりと伝わってくる。 こういう等身大の学習会の風景も、従来にない新鮮さがある。 著者の「具体的な学びのヒント」も、おおいに参考になると思う。 「マルクス」と聞いただけで先入観をもって敬遠してしまう人も いるかもしれないが、それはあまりに、もったいないことだと思う。 マルクスの全体像へ接近する第一歩として、 ぜひ多くの人に本書を手にとってもらいたいと思う。
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