マンガ「ベルサイユのばら」で彼女を知った方も多いと思います。
男装の麗人オスカル・フランソワは作者の創作ですが、ほかの登場人物は実在した人ばかりです。
純真なロザリーに、野心満々のジャンヌ。彼女たちは漫画では姉妹として登場しています。
実際には違いましたが、ロザリーがタンプル塔に幽閉されたマリーの世話係をしたのは事実だし、
ジャンヌがド・ラ・モットと組んで首飾り事件に関係したのも事実です。
この本は、そんな裏話?も詳しく書かれていて、「これも実在なんだ」
「これもホントにあったんだ」ということばかりで面白いですよ。
もちろん漫画を知らない人でもOK。
マリーという人物の生まれた時から死んだあとまでもが非常に詳しく書かれているので、
読んだあとはフランス革命とマリーについてちょっとした通になること間違いなし!
そして、彼女を取り巻くほかの人物についても、詳しく書かれています。
王妹エリザベトはその後どうなったか、二男のルイはどうなったか、
ポリニャック伯夫人は? 娘のマリー・ルイズやフェルセンは?
他の本ではなかなか取り上げられない彼らのこともきちんと載っていて、
長年胸につかえていたしこりがやっと取れたという感じです。
建物や景色の美しい写真や、肖像画、地図などもたくさん載っているので、
理解の助けになります。
ぜひこの本で、「悲劇の王妃」「フランス革命」を勉強してください。